名古屋で開催、学生ビジネスコンテストの舞台裏
2025年3月28日、名古屋のSTATION Aiにおいて、日本最大級の学生ビジネスコンテスト「学生ピッチ甲子園2025」北陸東海予選が開催される。主催はYUME PRO2025実行委員会であり、全国各地から集まった学生たちが自らのビジネスアイデアを発表する機会となる。
開催概要
当日のプログラムには、13時から16時までのプレゼンテーションが組まれ、終了後には参加者同士の交流会も予定されている。これは、同じ志を持った仲間たちとのネットワークを広げる貴重な機会となるだろう。会場のSTATION Aiは、名古屋市昭和区に位置し、アクセスも良好だ。
登壇者たちの熱きプレゼン
特に注目を集めるのは、以下の学生たちによるプレゼンテーションだ。彼らは各自異なる業界やアイデアを持ち寄り、斬新なビジネスモデルを提案する。
1.
大前 緩奈(東海国立大学機構名古屋大学大学院)
- 海磁気センサを活用した手間いらずの海底ケーブル点検。
2.
緒方 勇斗(京都大学、事業拠点が東海地方)
- AIを駆使した図面管理から製造業の基幹システムを再構築するマルチプロダクト戦略。
3.
松﨑 友哉(武蔵野大学、岐阜出身)
- デモ音源特化型のストリーミングサービス。
4.
岡田一輝(豊田工業高等専門学校)
- 介護業務をサポートする音声特化AIサービス「ながらかいご」。
5.
渡邉 結衣(中京大学)
- 廃棄される米ぬかから開発したライスブランバーで、2週間で身体を変える。
6.
古津 瑛陸(開志専門職大学)
- シニア向けフードテックブランド「Me TIME FOODS」の新しい食のインフラ。
審査員の顔ぶれ
このイベントには、著名な審査員も集結する。株式会社EMOLVAの榊󠄀原清一氏を始め、各業界のリーダーたちが参加し、学生たちのプレゼンを評価する。
1.
榊󠄀原 清一(EMOLVA 代表取締役)
2.
小栗 德丸(WCS 代表取締役)
3.
藤田 恭兵(On-Co 共同創業者)
4.
白木 邦貞(ドリームエージェント 代表取締役社長)
5.
粟生 万琴(LEO代表取締役、武蔵野大学教授)
6.
滝川 善貴(医療DXスタートアップ部長)
これらの審査員からの評価は、学生たちにとって意義深いフィードバックとなることだろう。
参加登録と今後の展望
参加者は事前に申し込みが必要で、公式サイトから登録が可能だ。学生たちはこのイベントを通じて、限られた時間の中で自己を表現し、新たな挑戦の第一歩を踏み出すことが期待される。
「学生ピッチ甲子園」は、優勝者が京都で行われる本戦に進出する権利を得るため、全国の輪が広がっていくことが魅力だ。優勝者には賞金1,000万円が用意されており、夢を抱く若者たちにとって大きな後押しとなるだろう。
2025年の予選は数ヶ月後に迫っており、多くの学生が熱い戦いを繰り広げる場となる。無限の可能性を秘めた彼らの挑戦を応援し、新しいビジネスの芽をのぞかせる機会となることを期待したい。
株式会社TIMEWELLについて
TIMEWELLは、「世界NO.1の挑戦インフラを創る」というビジョンのもと、AIを活用し挑戦を支援する事業を展開している。新規事業開発やAI人材の育成を目指した講座を通じて、地域の起業支援にも力を入れている。