エー・アール・シーがモンゴルでICT人材育成講座を開講

エー・アール・シー、モンゴルでのICT育成に向けた新たな取り組み

株式会社エー・アール・シー（以下、ARC）は、株式会社の本社が東京・品川区にある、日本におけるICT教育の先駆者です。最近、同社は「2024年度技術協力活用型・新興国市場開拓事業」へ採択されたことを発表しました。この事業は、モンゴル国でのICT人材育成を目指し、産学連携の一環として新たな教育プログラムを提供するものです。

この度の講座は、2024年3月28日からモンゴルへ赴き、モンゴル工業技術大学附属コーセン技術カレッジ、モンゴル国立科学技術大学コーセン技術カレッジ、新モンゴル技術カレッジの三つの高専と協力しながら開講される予定です。この計画は、経済産業省からの支援を受け、AOTS（一般財団法人海外産業人材育成協会）も協賛する形で進められています。

モンゴル高専との連携

ARCは、Nasha Tech社という現地のパートナー企業と密に連携を図り、モンゴルのICT教育の質を向上させるための努力を続けています。2024年9月からは、モンゴルコーセン技術カレッジの学生を対象に、単位認定が行われる講座が開かれます。この講座では、実践的なカリキュラムが取り入れられ、技術職として職業スキルを獲得するだけでなく、将来の就業機会の拡大にも寄与することを目指しています。

この産学連携の講座は、モンゴル国のICT分野における人材供給の向上を図るだけでなく、エー・アール・シー独自の教育ノウハウを活かし、国際的な貢献につなげることが期待されています。若者たちにとって、ICTスキルは今後のキャリアを切り拓くための重要な武器となるでしょう。

エー・アール・シーの教育事業

ARCは、世界的に認証を受けたLinux Professional Institute（LPI）のプラチナトレーニングパートナーとして、日本各地の教育機関や企業に対して質の高いICT教育を提供しています。特に、宮城県南三陸高校や岩手県立大学などと連携して行われる教育事業は多岐にわたります。これまでの実績やノウハウを生かし、国際的な場でも活躍の場を広げています。