2025年に向けたIoTセキュリティ推進セミナーの概要とその意義
IoTセキュリティ推進セミナーの開催について
2025年2月12日、東京都港区にて「IoTセキュリティ推進セミナー」が開催されることが決定しました。このセミナーは、総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、インターネットサービスプロバイダ(ISP)およびIoT機器メーカーなどが協力して実施するもので、最新のIoTセキュリティ動向や攻撃傾向を紹介し、NOTICEの取り組みについても触れます。参加者にとって非常に重要な情報が得られる場となるでしょう。
開催の目的と背景
IoT技術が急速に進展する中、セキュリティ対策が喫緊の課題となっています。日常生活においてもIoT機器はますます普及しており、そのセキュリティを確保することは、ユーザー自身の安全やプライバシーを守るために重要です。このセミナーでは、IoTに対するサイバー攻撃の過去、現在、未来をテーマにした講演から、最新のセキュリティラベリング制度まで、幅広く情報を提供します。
セミナーの内容
セミナーは以下のようなプログラムで進行します。
1. 開会挨拶
- 総務省 サイバーセキュリティ統括官 山内智生
2. 講演
- IoTにおけるサイバー攻撃の過去・現在・未来
- 横浜国立大学 吉岡克成 教授
- IoT製品のセキュリティ確保に向けて
- 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) 高柳大輔 センター長によるラベリング制度に関する紹介
3. パネルディスカッション
- NOTICEでの対処事例や、今私たちができることを考えるセッション
- パネリストにはNICTの高嶋香織氏、ICT-ISACの井上統之氏、オプテージの出口達也氏などが参加し、モデレーターは三菱総合研究所の小川博久氏が務めます。
参加方法
参加希望者は、NOTICEプロジェクトのウェブサイトにある入力フォームから申し込むことができます。現地参加の申し込み締切は2月5日、オンライン参加の申し込みはセミナー終了まで受け付けています。また、参加者は準備された最新の情報をもとに、IoTセキュリティについての理解を深められる非常に貴重な機会となるでしょう。
最後に
このセミナーは、ただの情報提供にとどまらず、参加者の意見や経験を共有し合うことで、より実践的な知識を得ることができます。IoT技術がますます身近なものになっている今、セキュリティに関する意識を高めることは、私たち全員の責任です。この機会に、ぜひ参加して新たな知見を得ましょう。