沖縄銀行とiBankの提携
2017-11-17 15:07:41
沖縄銀行とiBank、スマートフォンアプリ『Wallet+』共同開発開始へ
沖縄銀行が、iBankマーケティング株式会社との資本業務提携を締結し、スマートフォン専用アプリ『Wallet+』の共同開発に乗り出します。この取り組みは、沖縄銀行の口座保有者に向け、金融と非金融サービスを融合した新しいマネーサービス体験を提供することを目的としています。
1. Wallet+サービスの概要
この新しいサービスは、平成30年の春からの提供を予定しています。主な機能としては、口座残高や取引履歴の確認だけでなく、日常生活に役立つ多様なマネーサービスが含まれる予定です。利用者は、スマートフォンを通じて手軽に金融サービスを利用できるようになります。
サービスの機能利用イメージ
利用者はWallet+を通じて、日々の買い物やサービスの利用時に、即座に口座残高を確認したり、資金移動の手続きを簡便に行うことが可能です。また、目指すのは新しい地域のローカルエコシステムの構築であり、地域のパートナー企業との連携を強化することで掲げる目標の実現を目指しています。
2. 提携のポイント
本提携により、2社は共同でiBank事業への参画を進めることとなります。具体的には、iBank社が開発する『Wallet+』の導入および運営を行い、これを基にしたローカルエコシステムを形成します。特に、地域経済の活性化を狙ったパートナー企業の開拓支援や、マーケティングを高度化する施策が進められる予定です。これによって、金融サービスの利用促進が図られると期待されています。
さらに、沖縄銀行はiBank社の第三者割当増資を引き受け、これによりiBank社の資本の一部を取得することで、提携の安定性を図ります。この増資はH29年度中に実施される予定です。
3. 企業概要
沖縄銀行は那覇市に本社を構える銀行で、昭和31年に設立され、資本金は227億25百万円です。一方、iBankマーケティング株式会社は福岡市に本社を置き、平成28年に設立、資本金は1,140百万円です。
4. 今後の展望
今回の提携によって、FFGおよび沖縄銀行にとっての連結業績への影響は軽微であると見込まれています。しかし、今後の進展に応じて必要に応じ迅速に情報開示を行う方針です。この提携は、地域の経済をより発展させ、より良い金融サービスを沖縄県民に提供する重要な一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
- 住所
- 福岡県福岡市中央区大手門一丁目8番3号
- 電話番号
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