タナベコンサルティング、大学生IRプレゼンコンテストに参加
日本の経営コンサルティングをリードするタナベコンサルティンググループ(TCG)が、愛知工業大学の株式投資サークルAIT株式研究会~Beckoning Cat~と共に、「第9回大学生対抗IRプレゼンコンテスト」に参加しました。これは、学生投資連合USIC主催のイベントで、各大学の投資サークルが、上場企業についての研究を基にしたプレゼンテーションを行うものです。今回、TCGは11大学の中の一チームとして参加し、愛知工業大学のチームと特別な連携を結びました。
コンテストの概要
「第9回大学生対抗IRプレゼンコンテスト」は、学生が上場企業の企業概要や成長性についての洞察を深め、自らのアイデアをプレゼンテーションの形にする貴重な機会です。総勢17社の上場企業と17チームが参加し、企業と大学生のコラボレーションが生まれました。タナベコンサルティングもその一環として愛知工業大学とタッグを組み、プレゼンテーションを準備しました。
準備の過程
2024年10月11日に行われたオンライン抽選会で、協力することになった愛知工業大学のAIT株式研究会と本社IR部門との間でオンライン取材が行われました。学生たちは、過去の資料や財務データを詳しく分析し、会社のビジネスモデルや戦略について多角的な質問を投げかけました。さらに、同席した代表取締役社長若松孝彦とのインタビューも実施され、経営戦略や人材運用の具体的な話が学生たちに提供されました。これは、彼らにとって企業の理解を深める貴重な体験となりました。
プレゼンテーションとその意義
2025年2月14日には、いよいよIRプレゼンコンテストが開催され、愛知工業大学のチームが自らの研究成果を発表しました。彼らは企業の事業内容や特徴、さらにはリスクや業界分析に対して独自の視点から新しい提案を行いました。このプレゼンテーションを通じて、タナベコンサルティングは学生たちの新鮮で活発な視点から助言を受けることができ、さらなるIR活動に役立てることを約束しました。
参加者の声
愛知工業大学のAIT株式研究会に参加した堀内絵梨花さんは、「タナベコンサルティングから実際の経営内容を学べた経験は非常に貴重でした。IR活動への参加を通じて、経営コンサルティングの魅力を理解できました」と語りました。一方で、タナベコンサルティングのIR担当である川口綾香は、「学生たちが短期間で業務の本質をつかむ姿に感銘を受けた。この経験を我々のIR活動に活かしていきたい」と期待を寄せました。
学生投資連合USICの役割
このようなIRプレゼンコンテストは、全国32の大学で構成される学生投資連合USICが主催しており、学生の金融リテラシーの向上を目指しています。この団体は、未来の金融を担う若者たちに貴重な体験を提供するために、勉強会やセミナーを実施しています。今回のコンテストもその一環として、学生たちに企業経営や金融の実態を学ぶ大きな機会となっています。
今後の展望
タナベコンサルティングは、今後も大学生との連携を深め、次世代のリーダーたちが金融業界へ関心を持てるようさまざまな活動を続けていきます。このような貴重な経験は、学生たちだけでなく企業にとっても新しい風をもたらし、さらなる発展を促すものとなるでしょう。