一人称工芸展:京都の未来
2024-02-27 12:00:43

京都の若手伝統工芸士が創造する、未来の工芸。「一人称工芸展」開催

京都の伝統工芸が現代に息づく!「一人称工芸展」で未来を体感



古都・京都。その伝統と技術を受け継ぐ若手伝統工芸士たちが、独自の視点と感性を融合させた新たなプロダクトやサービスを発表する企画展「一人称工芸展」が、2024年3月1日(金)から31日(日)まで、東京・日本橋のクラフト&コミュニティ「TOIビル」で開催されます。

この企画展は、京都府が推進する人材育成事業「一人称工芸」の一環として開催され、首都圏のユーザーやバイヤーに向けて、若手工芸士たちの創造性を発信する場となっています。単なる伝統工芸の展示会ではなく、現代社会のニーズを捉え、伝統技術を活かした革新的な作品の数々が来場者を出迎えます。

「一人称工芸」とは?

「一人称工芸」は、京都府内の伝統工芸の担い手が、自身の個人的な視点から潜在的なニーズを発見し、それを解決策として伝統技術を活かしたプロダクトやサービスを生み出す取り組みです。伝統的な技術にとらわれず、自由な発想と個性を尊重することで、これまでにない斬新な作品が次々と誕生しています。

企画展の見どころ

会期中は、トークイベントやワークショップも開催。京友禅、京焼・清水焼、西陣織など、様々な伝統工芸の第一線で活躍する若手工芸士たちが、自身の作品への想いや創作の過程を語ります。また、来場者自身が伝統工芸を体験できるワークショップも用意されており、五感を通して伝統文化に触れることができます。

具体的には、以下のイベントが予定されています。

3月2日(土):トークイベント(斎田隆朗氏、田中栄人氏)、金彩ハガキワークショップ
3月16日(土):トークイベント(前田平志朗氏、高島慎一氏)、京焼・清水焼 いっちん体験
3月23日(土):トークイベント(柴田恭久氏、浅山美紗氏)
3月26日(火)、27日(水):バイヤー向け商談DAY

これらのイベントを通して、来場者は工芸士たちの情熱と創造性、そして伝統工芸の魅力を肌で感じ取ることができるでしょう。

伝統と現代の融合

「一人称工芸」は、単に伝統を継承するだけでなく、現代社会に合わせた新たな価値創造を目指しています。それは、伝統工芸が単なる過去の遺物ではなく、現代社会においても重要な役割を担えることを証明する試みでもあります。

本展は、京都の伝統工芸の未来を示す重要な一歩となるでしょう。伝統と現代の融合、そして若手工芸士たちの革新的な作品の数々を、ぜひこの機会にご覧ください。

開催概要

名称:「一人称工芸展」
会期:2024年3月1日(金)~3月31日(日)
会場:クラフト&コミュニティ「TOIビル」2Fおよび3F(東京都中央区日本橋横山町5-18)
公式SNS:https://www.instagram.com/onland.store/

この機会に、京都の伝統工芸の新たな魅力を発見し、未来へと繋がる創造性を体感してみませんか?

会社情報

会社名
オーラボ株式会社
住所
京都府京都市左京区黒谷町16-1
電話番号
075-202-2055

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