Cato Networks新プラットフォーム
2022-07-26 09:30:02

Cato Networksが新SSEプラットフォーム「Cato SSE 360」を発表した理由とは

Cato Networksが新しいSSEプラットフォーム「Cato SSE 360」を発表



Cato Networksは2022年7月19日に、すべてのアプリケーションへのアクセスを保護し、最適化することを目的とした新しいSSEプラットフォーム「Cato SSE 360」を発表しました。このプラットフォームには、情報漏洩対策のための「Cato DLP(データ損失防止)」機能が統合されており、企業のデータ保護に革新をもたらすものです。

Cato SSE 360とは?


「Cato SSE 360」は、企業ネットワークのトラフィックを可視化し、最適化、制御することができる初のSSEアーキテクチャです。また、これまでの複雑なDLP設定を簡素化する機能を持ち、組織が求める柔軟性を提供します。

このソリューションは、WAN、クラウド、インターネットトラフィックのすべてを統一的に管理できるため、従来の方法とは一線を画す新たな選択肢となります。Catoの共同創業者兼CEOであるシュロモ・クレイマー氏は、従来のSSEアーキテクチャでは企業のセキュリティが不十分であると指摘し、単一のアーキテクチャで全トラフィックを可視化し、制御する必要があると述べています。

Cato DLPの利点


Cato DLPは、レガシーDLPに見られる運用の複雑さを解消することを目指しています。この新しいソリューションは、企業が必要とするデータの保護を提供し、適切なルールに基づいてトラフィックをスキャンします。Cato DLPは、350を超えるデータタイプを自動的に識別し、ポリシーに従ってブロックやアラートを実行します。

たとえば、ユーザーが誤って機密情報を外部に送信しようとした場合、Cato DLPが自動的に検出し、事前に定義されたポリシーに基づいて対策を講じることができます。このプロセスは、機械学習を利用してルールの誤作動をプロアクティブに捉えるため、業務に与える影響を最小限に抑えます。

Cato SSEの特長


Cato SSE 360は、セキュリティ機能を強化するために、FWaaS(ファイアウォールサービス)やATP(高度な脅威保護)などを含む多層構造を取り入れています。これにより、すべてのトラフィックを同時にスキャンしながら、暗号化されたトラフィックでも関わりなく高いパフォーマンスを実現します。

さらに、Catoは業界初のSASEエキスパート認定にSSEエキスパート認定を追加し、ITチームのSSE理解を促進するための教育プログラムを用意しています。これにより、企業は最新のセキュリティ技術を効果的に活用し、ネットワークやセキュリティインフラの可視性を高めることが可能になります。

まとめ


Cato Networksによって提供される「Cato SSE 360」は、企業が直面するデータ保護とネットワークの柔軟性に対するニーズに応えるためのソリューションです。今後、このプラットフォームが企業のセキュリティ運用に与える影響についても注目が集まることでしょう。Catoは、企業の未来のビジネスを支えるための大きな一歩を踏み出しました。

会社情報

会社名
Cato Networks株式会社
住所
東京都港区赤坂東京都港区赤坂2丁目11番7号ATT新館11階
電話番号

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