利き顔に応じた眼鏡「レチルド」、金賞受賞の快挙
東京都に本社を置く有限会社ojimが手掛ける眼鏡ブランド「レチルド」が、2025年6月12日に国内外に発信されるアワード『OMOTENASHI Selection 2025』で金賞を受賞しました。このブランドは、なんと世界初の利き顔に合わせて選べる眼鏡を提供することで注目を集めています。
「レチルド」とはどんな眼鏡?
「レチルド」の最大の特徴は、左右非対称のデザインです。人の顔は多くの場合、左右で形が異なっているため、「レチルド」ではそれに着目し、右利き用と左利き用のそれぞれ「右モデル」と「左モデル」を用意しています。このアプローチにより、より自然なフィット感が実現され、装用者の顔の印象をより良く見せる工夫がなされています。
OMOTENASHI Selectionの背景
OMOTENASHI Selectionは、日本の優れた商品やサービスを認定し、国内外への広報・販路支援を行うプログラムです。受賞商品は、国際通用性や利用しやすさ、独自性などの選定基準に基づき評価されます。「レチルド」は、このような厳正な基準に合致し、顔に合わせた特別なデザインで多くの支持を得たため、金賞を受賞することとなったのです。
選定員の高評価
選定員からは、ユニークな発想や共感を呼ぶコンセプトが高く評価されています。「レチルド」の眼鏡は、フィット感が良く、長時間の使用に適した軽量なデザインです。また、豊富なカラーバリエーションがあり、個々の好みに合わせて選択できるのも大きな魅力です。授賞したモデル「takayasu-R/L」は、ラディッシュをイメージしたデザインで、美しいカラーリングが特徴となっています。
受賞するまでの道のり
「レチルド」は、立ち上げから質の高い商品を追求してきました。製品は日本の福井県鯖江市で製造され、品質の高さが際立っています。会社設立から現在まで、地域の眼鏡産業を支えるための啓発活動も行っており、地域創生にも寄与していることが評価されています。
企業の代表、伊藤次郎氏は「自分たちの作る眼鏡が、より多くの人に喜ばれることを願っています」と語ります。この受賞によって、さらなる展開や国際的な市場への進出が期待されています。
海外展開の可能性
今後の展開においては、日本ならではの“おもてなし”の精神を反映し、海外ユーザーに響く魅力的なアイウェアを提案していく予定です。また、適切なブランディングを行うことで、製品の価値をしっかりと伝えることが求められるでしょう。
終わりに
眼鏡の新たな選択肢として、多くの人に支持される「レチルド」。利き顔に合わせた設計と高いフィット感があれば、今まで眼鏡選びで苦労していた方々にとっても理想的な選択肢となるでしょう。今後の展開にぜひ注目したいところです。