JCBと地方銀行が連携、デビットカード発行へ
株式会社ジェーシービー(以下、JCB)は、徳島県の徳島大正銀行および香川県の香川銀行と提携し、2025年8月から新たなデビットカードを発行することを発表しました。このカードは、両銀行の口座を保有する顧客が利用できるもので、JCBブランドのデビットカード、すなわち「JCBデビット」となっています。
デビットカード発行の背景
JCBは、キャッシュレス社会の促進や顧客の利便性向上を目指して、地域金融機関との協力を進めています。今回の取り組みは、その一環として位置付けられており、地元の銀行の信用を背にしたデビットカードの発行が期待されています。
特に、2026年夏には法人向けデビットカードの発行も計画しており、さらなるサービスの拡充を目指しています。
JCBデビットカードの特徴
新たな「JCBデビット」は、国内外のJCB加盟店で利用可能であり、約5600万店舗が対象です。利用者は即座に指定口座から代金が引き落とされ、預金残高内での利用に限定されるため、使い過ぎの心配がありません。
また、利用者自身による限度額設定が可能で、安全に買い物を楽しめるというのが大きな魅力です。加えて、ポイント還元やキャッシュバックなどの特典も用意されており、経済的なメリットも得られます。
おもてなしの心でお客様に寄り添う
JCBは、「おもてなしの心」と「きめ細かな心づかい」を大切にし、顧客一人ひとりの期待に応えていく意向です。「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と感じてもらえるような、唯一無二の体験を提供できるよう努めていくとのこと。
「とくぎんJCBデビット」と「香川銀行<スペシャル>JCBデビットキャッシュレスカード」という名称で、両行それぞれに特色を持ったデビットカードが登場します。これにより、利用者は自身のニーズに合ったプランを選択できるようになります。
まとめ
地域におけるキャッシュレス化の一環として、JCBと地方銀行のコラボレーションが実現しました。今後の展開に期待が高まる中、便利でお得なデビットカードを手に入れるチャンスが近づいています。地域経済とのつながりを大切にしながら、JCBはより良いサービスを追求し続けていくことでしょう。