TOPPANデジタルが自動認識総合展に出展
TOPPANデジタル株式会社が2025年9月に開催される「第27回自動認識総合展」に出展することが決まりました。展示会は、東京ビッグサイトで行われ、ブースは西2ホールの小間番号A-35です。展示テーマは「新しい未来を創る確かな技術TOPPAN自動認識コネクテッドソリューション」で、最新の自動認識技術やソリューションを多彩に紹介します。
展示内容の詳細
TOPPANデジタルブースでは、長年の経験をもとに開発されたさまざまな自動認識技術を体験できる展示が行われます。具体的には、RFID技術を駆使したICタグやその読み取り機器、AI画像認識技術、さらに無線給電技術やアプリケーションシステムなどが取り上げられ、製造から廃棄に至るまでの情報管理をサポートする「デジタルプロダクトパスポート(DPP)」の運用手法も紹介されます。
自動認識要素技術コーナー
ここでは、TOPPANグループが提供する様々なICタグを紹介します。具体的には、NFCラベルタグやUHFラベルタグ、加えて医療用やセンシング機能を持った特殊用途向けのICタグが展示されます。さらに、RFID導入の具体的なイメージをデモンストレーションを通じて明らかにします。
製造DXコーナー
製造業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートする「NAVINECT®」の具体的なソリューションを12種類紹介予定です。特に注目されるのが、2025年度自動認識システム大賞優秀賞を受賞した「温度センサー搭載RFIDタグを活用した産業機械設備向け保全管理ソリューション」のデモです。
流通DXコーナー
消費財にICタグを付けて、店頭でのマーケティングデータ取得が可能となる「スマートシェルフソリューション」の紹介も行います。このシステムにより、商品の真贋判定やトレーサビリティを実現し、流通業務の効率化が図れます。
医療医薬DXコーナー
医療業界向けの展示も行われ、特に棚卸管理アプリや効率的な廃棄物管理が可能な「回転式ボックス型RFIDリーダ」の実績事例が紹介されます。
DPP運用デモンストレーション
DPPは、製品のライフサイクル全体を追跡する新しい取り組みで、特に欧州での制度化が進んでいます。TOPPANデジタルは、これに対する豊富な経験と技術を持ち、展示会では実際の工場での導入シナリオに基づいたデモを行います。
自動認識総合展の詳細
この展示会は、2025年9月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催され、一般社団法人日本自動認識システム協会が主催します。公式サイトを通じて新しい自動認識技術の情報を得ることができ、参加者にとって非常に有意義なイベントとなることでしょう。
公式リンク
この展示会により、TOPPANデジタルが今後も自動認識技術の最前線をリードしていく姿勢が示されています。