センシンロボティクス、映像配信サービスを機能拡張
社会インフラのデジタル改革を推進する株式会社センシンロボティクスが、リアルタイム映像配信サービス『SENSYN CORE Monitor』の新たな機能拡張を発表しました。この新機能は、AI解析およびセンサー連携サービスをアプローチとして組み合わせることで、現場の課題解決を目指します。これにより、迅速かつ正確なモニタリングが可能となり、顧客のニーズに幅広く応えることを狙っています。
新機能の概要
『SENSYN CORE Monitor』は、もともとリアルタイムに映像を配信するサービスであり、AIとデータの利活用を基盤としたプラットフォームです。今回の拡張により、以下の二機能が追加されました:
1.
リアルタイム検知
2.
センサー連携
1. リアルタイム検知
この機能では、配信される映像データに対し、リアルタイムで異常を検知するための画像解析が実施されます。特に火花検知システムなどが実例として挙げられ、ネットワークカメラで取得された映像から、火花が発生した際に即座にアラートが発立されます。この技術を導入することで、以下のような効果が期待できます:
- - 安全対策の強化:データが記録されるため、作業時の注意喚起にも使用できます。
- - 早期発見の促進:人的負荷を軽減し、迅速な初動に繋がることが期待されます。
2. センサー連携
この機能では、現場に設置されたIoTセンサーのデータと映像情報が連携され、より詳細な現場状況の把握を可能にします。
例えば、センサーが異常を検知した際、映像を自動的に録画し、その映像を解析することで煙の発生を警告することができるのです。これにより、人間の目では気づきにくい異常を早期に検出可能となり、一層の安全性が求められる現場において、事故のリスクを軽減することが期待できます。
時代に即したサービス
センシンロボティクスは、クラウド技術やネットワークカメラの普及を背景に、インフラ業界での自動化と効率化を進めており、ドローンによる配信の自動化もその一環です。しかし、映像だけでなくIoTセンサーとの連携を図ることで、単独の情報では捕らえきれない現場の実態をより満たすことができます。
センシンロボティクスのミッション
「社会の「当たり前」を進化させる」ことを掲げるセンシンロボティクスは、労働力不足や安全リスクへの対応策をAIやデータの力で示し、持続可能な社会の実現を目指しています。今後も、各プロジェクトを通じて、独自のソフトウェア開発プラットフォーム『SENSYN CORE』を駆使して現場のニーズに応え、労働力不足や上昇するコスト問題など幅広い社会課題解決に取り組んでいきます。
会社詳細:東京都品川区大井一丁目28番1号住友不動産大井町駅前ビル4階に本社を構えるセンシンロボティクスは、2015年に設立され、代表は北村卓也氏。