新たな商談形態
2025-10-07 11:29:42

VRを活用した新たな商談の形『山口産業メタバースシティ』の誕生

VRで実現する新商談の形



山口産業株式会社は、膜構造建築製品に特化したバーチャル空間『Yamaguchi Sangyo Metaverse City(山口産業メタバースシティ)』を開設しました。これは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、業務効率化とコスト削減を目的に開発されたものです。効率的な商談や、販売促進を実現するため、地理的な制約を超えた商談環境を提供します。

メタバースシティのコンセプト



このメタバース空間では、実際の製品を高精度で再現し、双方向のコミュニケーション機能よりも技術的な詳細を強調しています。ウェブ会議が増加している中で、写真やカタログだけでは伝わりにくい製品のディテール、特に膜の“納まり”を視覚的に体感できる仕組みが整えられています。

実用的なVR空間の特長


  • - 高精度な視覚的アピール: 既存のBIMデータやスケッチアップデータを駆使し、細部の情報を可視化。
  • - 没入型リモート商談: 遠方のお客様ともスムーズにコミュニケーションを行える場を提供。
  • - バーチャルショールーム: 24時間365日オープンし、いつでもアクセス可能なシステム。

開発の背景



山口産業は、テント倉庫やスポーツ施設の製造だけでなく、大型膜構造建築物を手がけています。しかし、物理的な距離が営業活動に課題をもたらしていました。ウェブでのプレゼンテーションが主流となった現在、詳細な情報を伝えにくいという問題が顕在化。そこから生まれたのが、このメタバースシティです。

具体的な利点


  • - 没入型商談: メタバースを利用し、3Dモデルを通じて製品のイメージをすり合わせることが可能に。
  • - 効率的なデータ管理: 資料が一元化され、必要な情報を即座に取得可能。
  • - 競争優位性の強化: 他社が導入していない技術を先取りすることで市場での地位を確立。

今後の展望



メタバース空間はすでに一定の構成が完了していますが、さらなる製品の細部や形状を改善し、テント上屋やスポーツ施設などの新たなエリアを展開予定です。このように、営業活動のデジタル化を進めていくことで、多様な製品の販売促進を視野に入れているのです。さらに、メタバースは営業だけでなく、教育資料や社内イベントにも応用可能です。

セキュリティと利用方法



情報流出を防ぐため、メタバースシティの利用には厳しいアクセス制限が設けられています。使用希望者は、専用フォームから申し込み、秘密保持規約に同意することで利用可能になります。これは当社の知的財産権を保護するための措置です。

50周年記念式典でのVR体験



2025年10月17日、創業50周年を迎える山口産業は特別な記念式典を開催します。その場では、メタバースシティのVRゴーグルを用いた体験ブースが登場し、製品の詳細を実感できる新たな機会を提供。サステナビリティを意識した例として、脱炭素に向けた取り組みや、端材を使った「プリーツバッグ」の紹介など、技術革新と社会貢献の両立を目指します。

まとめ



山口産業の『メタバースシティ』は、商談の形を大きく変える可能性を秘めています。高精度なVR技術を駆使して、営業活動を効率化し、新たなビジネスチャンスを創出するこの取り組みから目が離せません。


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会社情報

会社名
山口産業株式会社
住所
佐賀県多久市多久町3555-120
電話番号
0952-74-2525

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