第30回桂川・相模川流域シンポジウムの開催
桂川・相模川流域協議会は、流域環境の保全に向けて活動を展開しています。今回は、自然災害の頻発化・激甚化に対する取り組みとして、「第30回 桂川・相模川流域シンポジウム」を開催します。このシンポジウムでは「支流から考える流域治水」について、基調講演や事例発表を通じて最新の情報を共有し、参加者が流域保全への意識を高められるような内容が企画されています。
開催日時と方法
このシンポジウムは、令和6年11月30日(土曜日)の午後1時から午後4時まで、Zoomを利用したオンライン配信とサテライト会場での上映が行われます。サテライト会場では、相模原市や平塚市、都留市の各地で参加することができます。
主催・共催と後援
主催は桂川・相模川流域協議会で、共催には忍野村が名を連ねています。支援団体として国土交通省、山梨県、神奈川県、各メディアも後援に名を連ねています。これにより、幅広い視点から環境保全について考えられる機会が設けられています。
プログラム概要
シンポジウムの重要なプログラムには以下の内容があります。:
1.
基調講演
テーマ:「支流から考える流域治水~多自然川づくりの新たな役割~」
講演者:名古屋工業大学の萱場祐一教授が登壇します。この基調講演では、流域治水の意義と今後の方策について深く掘り下げられます。
2.
事例発表
山梨県の小流域治水モデル地域で実施されたアクションプランについて紹介し、地域における具体的な取り組みを知ることができます。
3.
トークセッション
基調講演者を交え、市民との対話も交えながら、環境保全の重要性や流域の問題について話し合います。
このように盛りだくさんの内容が予定されています。
参加費と申込方法
参加費は無料ですが、事前に申し込みが必要です。
用意された申し込みフォームを桂川・相模川流域協議会の公式ウェブサイトで確認し、必要事項を記入して申し込んでください。申込期間は令和6年10月18日から11月27日までの約一か月間です。
取材について
さらに、サテライト会場で取材希望の方は、11月29日(金曜日)までに事前に連絡が必要です。メディアの方々には、「桂川・相模川流域協議会」の活動を広く伝える良い機会となることでしょう。
桂川・相模川流域協議会について
この協議会は、山梨県と神奈川県の両県民にとって大切な桂川と相模川の流域環境を守るため、平成10年から活動を開始しました。「清く豊かに川が流れる」ことを目標に、住民や市民団体、事業者、行政と連携し、長期的な環境保全に努めています。地域の未来のため、ぜひこのシンポジウムに参加してみてはいかがでしょうか。