株式会社土屋が訪問看護ステーションちいむを譲受、介護サービスの幅を拡大へ

介護サービスの新たな展開

株式会社土屋（岡山県井原市、代表取締役：高浜敏之）は、訪問看護ステーションちいむの事業を譲受するM&Aを実施しました。この取り組みにより、土屋は全国的な介護サービスの質をさらに向上させ、特に大阪府東大阪市での在宅看護サービスの充実を図ります。

M&Aの背景と目的

株式会社土屋は、2020年の創業以来、「探し求める小さな声を」という理念のもと、高齢者や障害を持つ方々への介護サービスを展開してきました。今回のM&Aは、大阪エリアにおける在宅看護サービスの提供体制を強化し、全国で培ったノウハウを東大阪に適用することを狙いとしています。

新しい事業名は「訪問看護ナーシングプラス土屋ちいむ東大阪」となり、今後も土屋グループとして地域に密着したサービスを提供していくことになります。

訪問看護ステーションちいむ元代表のコメント

元代表の古屋幸恵氏は、訪問看護ステーションちいむが経てきた歴史と、これまでの事業運営について述べています。「それぞれのライフスタイルを守りながら助け合える会社を目指してきましたが、事業の将来について悩む時期もありました。しかし、スタッフに安心して働ける場を提供し続けたい一心で、今回のM&Aに踏み切りました」と語りました。

古屋氏は、土屋の取り組みを高く評価しており、特に利用者に対する丁寧で柔軟なサポートに感銘を受けたと語りました。また、「医療に強いヘルパー事業所」としての目指す姿を明確にし、今後も新たな挑戦を続けていく意欲を示しています。

今後の展望

土屋は、今後も「探し求める小さな声」に真摯に向き合い、介護分野でのさらなる成長を目指します。訪問看護ナーシングプラス土屋ちいむ東大阪は、地域密着型のサービスを強化し、質の高い提供を続けていくことで、多くの方々に喜ばれる存在を目指します。

このM&Aを通じて、土屋は介護サービスのトータルケアカンパニーとしての地位を確立し、人々が安心して暮らせる社会づくりに貢献することでしょう。