カナダ大豆の魅力
2024-03-27 15:30:01
カナダ大豆協会、日本市場への安定供給とサステナビリティ推進
カナダ大豆協会、日本市場での展望
2024年3月27日、カナダのオンタリオ州オタワにて、カナダ大豆協会のブライアン・イネスエグゼクティブ・ディレクターから発表がありました。彼が率いるカナダ大豆バリューチェーンの代表団が、日本を訪問し、競争の激しい日本市場でのカナダ産大豆の重要性と需給の安定化について再認識したことは注目に値します。
日本市場での需要の高まり
カナダ大豆協会の市場開拓担当マネージャー、ニコール・マッケラー氏によれば、「カナダ産大豆の品質が高く評価されている」という声を日本の顧客から直に聞くことができたとのことです。今回の外遊ミッションでは、セミナーや業界団体の会合を通じて、150名以上の顧客との意見交換が行われ、カナダ大豆の持つ魅力を多角的に伝えることができました。
日本市場においては、サステナブルで信頼できる安定供給の重要性が非常に高いという意見が繰り返し挙げられました。これは、カナダの大豆業界が今後も力を入れるべき課題です。特に、若い世代の消費者が、製品の環境への配慮を重視していることも大きなポイントです。
環境への配慮
カナダ大豆協会は東京の在日カナダ大使館でサステナブル・カナダ産大豆認証プログラムについて説明を行いました。これにより、カナダの農業がサステナブルな慣行に取り組んでいることへの関心が高まっています。
2023年のカナダの大豆生産量は700万トンと前年比で7%の増加を遂げ、その中の112万トンは非遺伝子組み換え食品用とされ、全量が国際市場においての輸出が見込まれています。
カナダ産大豆の日本での位置づけ
カナダは日本において非遺伝子組み換え大豆の最大の供給国ですが、その存在感は確固たるものです。2023年には326,000トンものカナダ産大豆が日本に供給されると見込まれています。豆腐や豆乳、味噌、納豆、醤油など、日本の食文化では欠かせない存在となっています。
また、『Food Grade Variety Finder』という食品用大豆の品種データベースの存在も注目されています。このツールを使うことで、消費者はニーズに合ったカナダ産大豆品種を容易に見つけられます。
カナダ大豆協会の役割
カナダ大豆協会(SOY CANADA)は、カナダの種苗会社や生産者、輸出業者が参加するバリューチェーンにおいて重要な役割を果たしています。2014年の設立以降、市場参入や市場開発に関する取り組みを進めており、この分野でのリーダーシップを発揮しています。
カナダの大豆産業は、引き続き市場のニーズに応え、サステナブルな取り組みを重視しながら、成長を目指していくことでしょう。公式ウェブサイトでは、詳しい情報やデータベースが公開されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
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Soy Canada
- 住所
- 703-350 Sparks Street, Ottawa, Ontario K1R 7S8 Canada
- 電話番号
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