洋上風力発電セミナーの詳細
2025年4月11日金曜日、JPI(日本計画研究所)が主催となる『洋上風力発電設備の建設及び運営・維持に関する契約実務』というセミナーが開催される予定です。このセミナーでは、TMI総合法律事務所の弁護士、深津功二氏が講師として登壇します。
イングランド法の重要性
日本国内における洋上風力発電事業は、北海沿岸等の先行事例に基づく影響を受けることが多く、契約の準拠法にイングランド法が選ばれることが増えています。特に日本法が適用される場合でも、イングランド法に基づく概念が条項に組み込まれることが一般的です。このため、本セミナーはイングランド法に関する理解を深める重要な機会となります。
講義内容とカリキュラム
本セミナーでは、洋上風力発電事業のプロセスや関連する契約形式について詳しく解説されます。講義内容は以下のようになります:
1. 洋上風力発電事業のプロセス
2. 事業リスク要因
3. 開発段階、運営段階での契約形態
4. 風車供給契約に関する留意点
- 期間延長と遅延
- 完工と引渡し
- 瑕疵(損害賠償、修補等)
- 不可抗力
- 損失補償、責任の制限
5. 工事請負契約(BOP)の留意点
6. 運営・維持管理契約の留意点
7. 質疑応答
8. 名刺交換・交流会
この機会は、法律や風力発電に興味のある方にとって、普段接することができない専門家や同業者とのネットワーキングの場を提供します。特に法律事務所に所属している方は、聴講をお控えいただくようお願いされていますが、他の業種の方はおおいに参加できます。
参加方法と特典
参加者は会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選択できます。アーカイブ配信は、セミナー後2週間の間、何度でも視聴可能です。受講料は1名35,200円(税込)、社内での同時申し込みの場合、2名以降は30,200円(税込)となっています。
質問コーナーとネットワーキング
セミナー終了後には、講師に直接質問できる時間が設けられています。また、名刺交換や交流会も設けられており、新たなビジネスチャンスの創出や人脈を広げる良い機会となります。
当日の詳細や申込みについては、日本計画研究所のセミナー特設ページをご覧ください。こちらからもお申込み可能です:
セミナー特設ページ。
終わりに
JPIは「政」と「官」と「民」との知の懸け橋を目指し、国家政策やナショナルプロジェクトに役立つ情報を提供してきました。このセミナーもその一環として、高度な専門知識とネットワーキングのチャンスを参加者に提供します。ぜひご参加ください!