植物性ラーメンスープ新発売！インバウンド需要に応える美味しさ

植物性ラーメンスープで新たな美味しさを

不二製油株式会社が新たに発売するのは、動物性の素材を使わず、本格的な美味しさを実現した植物性濃縮ラーメンスープのシリーズです。種類は「豚骨風」「味噌」「塩」の三つで、調理はお湯や出汁で割るだけ。手軽においしいラーメンを楽しめるこの製品は、特にインバウンド需要に応えるべく開発されました。

ラーメン需要の拡大

最近の訪日外国人観光客の増加により、日本のラーメンは外国人からも注目されています。しかし、宗教や食文化による制約から、一部の旅行者は動物性の食材を避ける傾向にあります。これに対応するため、外食産業は多様なメニューを求められており、特に植物性の選択肢が重要視されています。

MIRACOREの技術

不二製油は、その課題に応えるために独自の技術MIRACORE®を用いています。これは、動物性食品特有の満足感を植物性原料で再現することを目指した技術です。まるで本物の肉を使ったかのような「豚骨感」を実現した『MIRACORE RAMEN T3（豚骨風）』は、2024年2月10日から発売予定です。さらに、植物性とは思えぬ美味しさの『味噌ラーメンスープ M1』と『塩ラーメンスープ S1』も、2月17日から市場に登場します。

簡単さと安定供給

この新しいラーメンスープシリーズは、636gのパウチに包装されており、常温で270日保存可能です。簡単に調理できるため、忙しい時にも便利です。また、動物性原料を使用していないため、海外展開も期待でき、輸出における制約も関係なくなります。

みんなで楽しむラーメン

なお、これらの製品は「GOODNOON」という不二製油のブランド名から販売されます。これは、地域の食材を活用して、地元のオリジナルラーメンを共創する「Minna no Ramen. project（みんラー）」の一環でもあります。食文化の多様性を尊重しながら、全世界の人々が楽しめるラーメンを提供することが目標です。