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令和6年能登半島地震支援基金の新たな展開

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の影響は甚大で、多くの地域が復興の道を歩んでいます。そのような中、公益財団法人ほくりくみらい基金は石川県域のコミュニティ財団として、地域の復旧・復興に向けた助成活動を進めています。これまでに行われた助成プログラムでは、累計91団体に対して4,500万円以上の助成が実施されてきました。

今回の「第7次助成」では、被災者が自ら地域づくりを支援するための活動が重視されました。その結果、14団体からの申請の中から6団体が選ばれ、助成総額は1,165,000円となりました。この助成金は、地域の人々が自らの手で復興を進めるための力となることを目的としており、支援を受けた団体は様々な活動を展開します。

採択された支援団体の紹介

1. 南志見地区コミュニティサロン「おなじみ時間」

団体名: おなじみ会Iron
活動地域: 輪島市
事業概要: 休業中のカフェ「Iron」で南志見地区の住民が集い、交流や情報交換の場として「おなじみ時間」を開催。毎週火曜日にはワークショップ「おりおり会」も行います。
助成額: 165,000円

2. 珪藻土コースターづくりワークショップ

団体名: Re keisoudo project
活動地域: 金沢市・珠洲市
事業概要: 被災した女性や家族を対象に、珪藻土を使ったコースター制作を通じて新たな居場所を提供するワークショップを開催します。
助成額: 200,000円

3. ばっちゃらサロン

団体名: 輪島ばっちゃら
活動地域: 輪島市
事業概要: 杉平町の仮設住宅集会場を開放し、誰もが利用できる居場所を提供。健康体操や困りごと相談などを通じて地域の人々のつながりを強めています。
助成額: 200,000円

4. 防災・減災・復興イニシアチブを育てる

団体名: すずのとうだい
活動地域: 珠洲市
事業概要: 能登地域の高校生が連携して地域の課題や魅力を発見し、未来のまちの創造に向けた提案を行います。
助成額: 200,000円

5. 「今泊まれる能登」

団体名: のとテラス
活動地域: 奥能登4市町
事業概要: 宿泊施設情報を集約したプラットフォームを構築し、地域の観光資源を発信します。
助成額: 200,000円

6. つなぐマーケット

団体名: つなぐマーケット実行委員会
活動地域: 能登町
事業概要: 住民にリラックスと交流の機会を提供するマルシェ形式のイベントを開催予定です。子ども向け企画も豊富に準備しています。
助成額: 200,000円

今後の展望

審査の結果、当初計画の助成額が下回った理由は、地域づくりの実行性を重視した助成先の選定が行われたためです。今後の助成プログラムについては準備中で、詳細は公式ウェブサイトで公開される予定です。このように、今回の助成が地域の復興に寄与し、多くの人々の暮らしがより豊かになることを期待しています。

団体概要

• - 名称: 公益財団法人ほくりくみらい基金
• - 設立日: 2023年4月3日
• - 所在地: 石川県金沢市
• - 事業内容: 地域課題解決への助成金公募等
• - 公式Webサイト: ほくりくみらい基金
• - SNS: Twitter | Facebook

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