新しい社名に込めた思い
Copenh.DC株式会社は2025年11月1日付で商号を「NUJP株式会社」に変更すると発表しました。これは、設立以来掲げてきた日本の魅力を世界に広めるという理念をより具体的に体現するための一環です。NUJPの「NU」は“新しい”(New)を意味し、「JP」は日本(Japan)を象徴しています。この社名には、日本文化の変革と成長を目指す企業の強い意志が込められています。
商号変更の背景
日本の文化や商品への関心が世界中で高まる中で、NUJPは既存の枠組みを超えた挑戦を模索しています。最近では「Weeb Economy」と呼ばれる、10億人規模の日本好きを恋い慕う経済圏が注目されています。アニメやゲーム、伝統文化、和食など日本発の商品の需要は急激に増しており、この流れは今後も続くでしょう。
しかし、日本企業は言語の壁や国内市場中心の構造、海外基準への適応が難しいなどの課題に直面しています。NUJPは、これまでのコンサルティング経験を生かし、こうした問題の解決に向けたサポートを行う計画です。
新たなミッションとビジョン
NUJPは日本の文化やブランドを世界で通用する文脈に再編集し、発信することを新たなミッションに掲げています。彼らは「文化の流動性」(Cultural Liquidity)を生み出し、国内の優れたコンテンツを国境を越えて循環させることを目指しています。このビジョンは、日本発の文化が感性と経済の両面で世界に還流する未来を形作ることを意味します。
事業体制の再構築
商号変更に伴い、NUJPは以下の4つの事業を柱にした新たな体制を構築しました:
1.
グローバルコンサルティング事業:戦略立案から実装までを一貫してサポートし、企業の成長を加速させる。
2.
グローバルブランドプロデュース事業:日本のブランドを世界に響く存在に進化させる支援を行う。
3.
文化投資事業:日本の文化やデザイン、クラフトを中心に、戦略的な投資・支援を提供。
4.
DX/AIX事業:AIとDXを活用し、日本ブランドの国際競争力を強化。
これらの取り組みにより、NUJPは戦略的な成長を実現し、日本文化の国際的な浸透を図ります。
創業メンバーの思い
代表取締役の後藤健太は、商号変更を契機に、これまでの経験をもとに、より実践的に企業の成長を支援していく決意を示しました。日本の文化発信が「ものづくり」から「文化発信」へと進化する中で、彼は日本の豊かさを世界に広めることが、日本経済を強化する鍵であると考えています。
また、共同創業者の松本恒太朗は、日本発の文化やブランドが海外進出のチャンスを逃している現状について言及し、NUJPがその障壁を取り除く役割を果たすことを誓いました。
今後の展望
NUJPは今後も新たなプロジェクトを立ち上げ、進行中の取り組みを順次公開していく予定です。「日本で築き、世界に流す」という理念の下、企業や団体との協業も求められています。興味のある方は、同社のホームページからの問い合わせを推奨します。
会社概要
- - 社名:NUJP株式会社(旧:Copenh.DC株式会社)
- - 所在地:東京都品川区西五反田3丁目15−8 Biz-Field目黒 2F
- - 代表者:代表取締役社長 後藤健太
- - 設立:2023年12月1日
- - ホームページ:https://nujp.co.jp
これからのNUJPの取り組みと、日本の魅力を伝える活動に期待が高まります。