tonoi株式会社が受賞
2018-11-19 06:00:02
次世代IT基盤に輝くtonoi株式会社が最優秀賞を受賞
MIT-VFJビジネスプランニングコンテストの結果発表
先日、第18回MIT-VFJビジネスプランニングクリニック&コンテスト(BPCC18)の最終審査結果が発表されました。この大会では、革新的なビジネスプランを持つ企業が勢揃いし、各分野での革新に寄与する未来のビジョンが描かれました。中でも、最優秀賞を獲得したのはtonoi株式会社で、その社長である戀川光央氏が代表のダイナミックな発表を行いました。
最優秀賞のtonoi株式会社
tonoiのビジネスプランは「Hybrid Computing」という次世代のIT処理基盤です。この仕組みは、集中かつ分散したデータ仮想化を通じて、スパコンから小型デバイスまでのパフォーマンスを向上させることを目指しています。特に、AIを活用し、より効率の良いデータ処理を実現する点が評価されました。戀川氏は、技術が進んだ社会での新たな可能性を力強く語り、審査員たちの心を掴んだのです。
優秀賞の受賞者
また、優秀賞には二つのチームが輝きました。ひとつはH24E Innova Ltd.の久保直嗣氏による「脱炭素社会実現に向けた簡便な水素製造」をテーマにしたプランです。このプロジェクトは、レーザーと光触媒を利用し、オンサイトでの水素製造を目指しています。気候変動対策として、水素がどのように役立つかを示す画期的なアイデアです。
もう一つの受賞者であるデジタルグリッド株式会社の阿部力也氏は、「新たな電力取引システムの構築」を提案し、ブロックチェーンを活用した電力のP2P取引を実現する計画を発表しました。どちらのチームも、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩を踏み出しており、今後の展開に大いに期待が寄せられます。
特別賞とファイナリスト
審査委員特別賞には株式会社アメニモが選ばれ、緊急避妊薬を遠隔診療で支援する新しいビジネスモデルが評価されました。このサービスは、今までアクセスが難しかった緊急避妊薬を、スマホでの診療を通じて入手できる仕組みを提供します。
さらに、BPCC18では他のファイナリストにもスポットライトが当たりました。マイクロバイオファクトリー株式会社が発表した発酵工学を用いたバイオ化学品製造プランや、EDGE SPROUTの自転車事故防止を目的とした「ANSHiNブレーキアシストシステム」など、多彩なビジネスプランがコンテストを盛り上げました。これらのプランは今後の市場での活躍が楽しみです。
コンテストの意義
今回のBPCC18は、単に賞を争うだけでなく、参加者間でのネットワーキングやメンタリングが行われ、参加企業の成長を支援することを目的としています。その成果として、革新性を持つ技術やビジネスモデルが次々と紹介され、多くの新しいアイデアが生まれました。
これからもこのような機会を通じて、日本及び世界中の起業家が集まり、お互いの知識を共有して、次世代のビジネス環境を形作ることが期待されます。tonoi株式会社や他のファイナリストたちの活躍から、未来への夢が広がります。今後も彼らの動向から目が離せません!
会社情報
- 会社名
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日本MITベンチャーフォーラム
- 住所
- 東京都港区南青山2丁目 7-23 青山ホームズ101号
- 電話番号
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