株式会社ゲットワークス(本社:東京都)は、Supermicroと共同で最先端のGPU「NVIDIA HGX Rubin」を8枚搭載したサーバーを自社で開発したコンテナ型データセンターに導入する新しいソリューションを発表しました。この革新的なソリューションにより、国内市場向けに最新型のコンテナ型データセンターが9月から順次出荷を開始し、12月には本格稼働が始まります。
この新しいサーバー「HGX Rubin NVL8」は、前世代のHGX B300 NVL8に比べて推論性能が約2.5倍に向上しており、さらなる性能拡張が実現されています。この際、通信規格やその他のモジュールの性能もともに強化されており、データセンターの効率化が期待されています。
液冷機構を備えたこのサーバーは、発熱量が増加する一方で全体熱量の99%以上を液体で冷却し、空気中に放出される熱を著しく抑えることに成功しました。そのため、コンテナ内に収容できるサーバーの数も増加し、特に20フィートコンテナにおいては最大36ノード(GPU288枚)の収容が可能です。さらに、ゲットワークスが独自に開発した40フィートコンテナの連結モデルでは、270ノード(GPU2,160枚、総消費電力6.75MW)の大規模クラスタが構築できる点が特徴です。
最新のRubin世代のGPUは、高い能力を持つ反面、発熱量も増すため、液冷環境の整備と運用ノウハウが必要不可欠です。ゲットワークスは過去に水冷GPUサーバーの運用経験が豊富であり、今回の共同開発においてもそれらの知見を余すところなく活用しています。
液冷システムにおいては水の使用が懸念されることが多い中、Supermicro製CDU(Coolant Distribution Unit)の性能が大幅に向上し、ゲットワークスが得た液体冷却技術の効率化を組み合わせることで、水の使用量を大幅に削減できる見込みです。今、AI技術が急速に進化し、日々新しいサービスが現れる中で、データセンターには持続可能性や環境配慮が求められています。この新しい「Rubin+コンテナDC」ソリューションは、サステナブルなデータセンターの実現を目指して設計されています。
ゲットワークスとSupermicroは、この新型ソリューションの普及を図りながら、国内のAIやIT基盤の充実を目指します。特に持続可能なエネルギーの使用や、堅牢なAIプラットフォームの構築に向けて、連携を強化していく方針です。
◆サーバースペック
- - GPU:8×HGX Rubin R200 SXM
- - CPU:(Intel)Dual Xeon GNR-SP 6700P もしくは (AMD)Single EPYC (Socket SP7 Venice) Series
- - DPU:BlueField-4 800Gb/s
- - メモリ:32×DIMM(2DPC) 最大8TB 6400MT/s DDR5 RDIMM
- - ストレージ:8×NVMe E1.s storage drives、2×NVMe M.2
- - NIC:2×10G NIC
- - 電源:MGX Rack(19”) 54V, 1400A Busbar w/power clip
【株式会社ゲットワークスについて】
当社のコンテナ型データセンターは2013年に初めて導入され、以来多様な実証実験を重ねながら進化を続けています。コンテナでのデータセンター構築に加えて、省エネや再生可能エネルギーの活用に取り組み、各自治体と協力して様々な再生可能エネルギー利用のプロジェクトを推進しています。設置場所やお客様のニーズに基づいた多様なタイプの構築を行いつつ、2026年1月には300台以上の実績を誇っています。大手企業や電力系企業、医療機関など、要件が厳しいお客様にも対応し、設置場所選定から工事、申請業務に至るまで幅広くサポートしています。AIや高速演算の需要が高まる中、これまでに3,000台以上のサーバーと10,000枚以上のGPUを設置・運用した実績があり、完全自社設計による短納期とコストダウンを実現しています。お申し込みからは最短10日で納品と稼働が可能です。