伊勢の伝統を感じる!新しいサステナブル体験のご紹介
三重県伊勢市に位置する「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」は、地域の文化や歴史を重んじ、訪れる観光客に新たな体験を提供します。2025年6月26日から始まる「伊勢河崎のまちと建築特別ツアー」と「伊勢春慶、工芸体験」は、ただの観光に留まらず、より深い地域体験を可能にするサステナブルなアクティビティです。
新しい旅の価値
現代の旅は単なる移動や消費ではなく、自己を見つめる「内省の時間」としての重要性が増しています。地域の本質に触れながら、自身の感性を広げる「文脈のある滞在」は、多くの旅行者が求めるものとなっています。この背景には、情報過多な日常で感じるストレスから解放され、精神的な豊かさを求める人々の姿が見受けられます。
当ホテルは、伊勢河崎に存在する歴史的建物を改修し、地域全体をホテルのように活用する分散型ホテルとして注目されています。客室とレストランを分けることで、宿泊者が地域の飲食店を利用する機会を創出し、観光と地域文化の結びつきを強めています。
まちと建物の特別ツアー
「伊勢河崎のまちと建築特別ツアー」
本ツアーのガイドを務めるのは、建築士である高橋徹氏です。彼は、この地のまちづくりに長年携わり、それに伴いホテルの客室改修も手がけました。本ツアーでは、表面的な観光案内では触れられない、まちの奥深い物語や建築の魅力について詳しくお話しします。特に、河崎のまちはかつての物流の要衝であり、今も息づく町家建築や蔵についての知識を得られる貴重な機会です。
ツアーでは、伊勢神宮との関係性や、地域の歴史的資料についても学ぶことができるため、訪問者は伊勢の文化への理解を深めることができます。所要時間は約40分で、価格は個人5500円、グループでの参加は一人あたり3850円、さらにお土産も付きます。
伊勢春慶の工芸体験
「伊勢春慶、工芸体験」
伊勢春慶は室町時代に始まった伝統工芸で、伊勢神宮の御造営に関わった工匠たちによって育まれてきました。戦後のプラスチック製品の普及により一時はその需要が減少しましたが、近年のまちづくり活動とともに、再び復活を遂げています。この体験を通じて、伊勢春慶の技法を体感し、自身の作品を持ち帰ることができるのです。
体験内容には、木地の選定から始まり、伝統の「渋引き」技法までを体感できるプロセスがあります。特に使用される素材として桧材が選ばれており、その木目を生かす仕上がりが特徴です。
宿泊の新たな形
「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」は、地域の歴史と文化を大切にした宿泊体験を提供しています。宿泊者はただの観光客ではなく、地域の文化・人・食に触れ、持続可能な体験を通じて腑に落ちる旅をすることができるのです。伊勢河崎のまちづくりに貢献するこれらのアクティビティは、旅行者にとっても地域にとっても価値の高い機会です。今後も、旅行を通じて地域の本質に触れ合う場を提供し続けます。
お問い合わせ・お申し込み
詳しい情報やお申し込みに関しては、公式ウェブサイトを訪れるか、当ホテルのフロントでお気軽にお尋ねください。あなたの旅が、伊勢河崎の文化や人々と共に深まることを願っています。