株式会社True Dataとアルフレッサヘルスケアが新クラウドサービスを開始！

株式会社True Dataとアルフレッサヘルスケアの協業

株式会社True Data（トゥルーデータ）は、アルフレッサヘルスケアと共に新たな購買データ分析クラウドサービス『Ms-POS（エムズ・ポス）』を開発しました。このサービスはOTC医薬品と健康食品に特化しており、2025年5月から本格提供が開始されます。

『Ms-POS』の特徴

『Ms-POS』は、専門的な知識がない方でも簡単にデータにアクセスできる直感的なユーザーインターフェースを持っています。このサービスは、OTC医薬品や健康食品特有の消費傾向を理解するために特化した切り口で分析を行います。これにより、ヘルスケアメーカーは消費者のニーズに合った販売戦略を立てられるようになるでしょう。

なぜこのサービスが重要なのかというと、現代の日本ではセルフメディケーションの必要性が高まっているからです。高齢化が進む日本では、多くの人が自分の健康管理に責任を持ち、軽度な身体の不調を自分で解決しようとしています。そのため、ヘルスケア業界では、生活者の健康ニーズに合った商品提案や売り場作りが求められています。

アルフレッサヘルスケアの役割

アルフレッサヘルスケアは、680社に上るメーカーとの取引実績を持ち、ヘルスケア商品に関する豊富な専門知識を蓄積しています。同社は、データ分析やマーケティング支援を通じて、メーカーが消費者のニーズを理解し、迅速に応えるためのサポートを行っています。また、True Dataが持つ5.5兆円規模の購買データを活用し、市場の動向を把握するための良好な情報ソースとして機能します。

サービスの詳細

『Ms-POS』は、以下のような６つの分析メニューを提供します。
1. カテゴリ全体の売上状況
2. 悩み別・効能別の売上分析
3. 時系列の推移
4. 自社商品の売上ランキング
5. 購買傾向の解析
6. 市場ニーズに基づいた施策立案

これにより、企業は自身の策略を見直し、適切な施策を講じるための示唆を得ることができます。データは細分化されているため、消費者の個人情報を特定することなく安全に利用することができます。

経営者のコメント

アルフレッサヘルスケアの西田誠社長は、「消費者の購買行動が多様化している中で、現場が即応できる分析環境を整備することが急務です。『Ms-POS』は、少ないリソースで効率よく意思決定を支援するツールです」と語ります。さらに、True Dataの米倉裕之社長も「日本の高齢化が進む中、自分の健康を守ることがますます重要です。今回の『Ms-POS』によって、ヘルスケア業界が新たな一歩を踏み出せることを期待しています」とコメントしています。