業務を支援する生成AIボット「Wisora」登場!
株式会社ソラコム(本社:東京都港区)は、新たな生成AIボットサービス「Wisora」の提供を開始し、企業の業務を大きく支援することを発表しました。このサービスは、企業が保有するドキュメントやWeb情報を取り込み、従業員や顧客からの質問に対して自動で応答する能力を持っています。これにより、効率的な情報提供と問い合わせ管理が可能になります。
Wisoraの背景と開発経緯
Wisoraは、2023年12月にソラコムのユーザーサポートチームによる生成AIの活用に関する取り組みに端を発して誕生しました。その後、一部の顧客に対して先行的に利用され、社内外からのフィードバックを受けながら改善が行われてきました。このプロセスを経て、Wisoraは「Knowledge(知識)」と「Application(活用)」を融合させ、「Wisdom(知恵)」を生み出すサービスとして進化しています。
使いやすさと高機能
Wisoraを活用することで、企業はさまざまな形式のファイル(Webページ、HTML、PDF、Officeドキュメントなど)を簡単に読み込むことができ、社内外向けのAIボットを迅速に構築できます。特に、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を利用することで、収集した情報を元に精度の高い回答を生成します。この応答の精度は、継続的なフィードバックによって改善されるため、業務利用における品質が維持されます。
様々なプランと活用シーン
Wisoraは、3つのプランを提供しています。最初の「Wisora Starter」は、比較的手頃な月額32,780円から始まり、WebサイトやWebウィジェット、Slackとの連携が可能です。次の「Wisora Pro」にアップグレードすると、月額107,800円でより多機能な利用が可能になります。そして、「Wisora Enterprise」では業務システムとの高度な統合が可能な特別なプランを提供しています。これにより、企業のニーズに応じた利用ができるのです。
効果的な業務サポート
Wisoraは特にカスタマーサポートや社内ヘルプデスクにおいて非常に効果的です。顧客からの問い合わせに24時間365日対応し、迅速な情報提供を実現することで顧客満足度を向上させると同時に、サポート部門の業務負担を軽減します。また、社内の問い合わせ業務も効率化し、従業員が本来の業務に集中できる環境を整えています。
ユーザーの声
実際にWisoraを利用している企業からは、回答精度の高さが評価されています。Nature株式会社では、Wisoraを使ってエンドユーザーが実際に行う質問の検証を行ったところ、高い精度で回答ができ、これによりユーザー自身が問題解決しやすくなると好評です。また、他のサービスとのシームレスな連携も選択する大きな理由となっています。
安全性とセキュリティ
Wisoraを使用する際の重要なポイントはその安全性です。お客様のデータや学習したモデルについての配慮がなされ、他のサービスへの二次利用は行われません。安心して業務に役立てることができるでしょう。
今後の展望
ソラコムは、今後もこのWisoraを通じて、企業の業務支援をさらに強化し、IoTを軸とした新たな技術革新を促進していく予定です。生成AIボットの活用は、今後のビジネス環境においてますます重要な役割を果たすでしょう。興味のある方はぜひ、公式ウェブサイト(https://wisora.jp/)を訪れて、詳細をご確認ください。