電通総研、経費精算システム「CiX Expense」の機能を大幅に強化
電通総研が展開する経費精算システム「CiX Expense(サイクロス エクスペンス)」は、最新の機能強化を通じて企業の経費精算業務をより一層効率化することに成功しました。新たに搭載された機能は、特に企業での利用において、大きな利便性をもたらすことが期待されています。
モバイルアプリのセキュリティ向上
今回強化された主要なポイントの一つは、モバイルアプリにおけるセキュリティ機能の強化です。新たに追加されたSAML認証を導入することで、ユーザーは複数の社内システムに対する認証を一元管理できるようになります。これにより、IDやパスワードの管理が簡素化され、導入時の手間も大幅に減少。その結果、企業はよりスムーズに業務を進めることが可能となります。
交通費精算の計算機能の追加
さらに、交通費精算における日当や手当の自動計算機能が新設されました。これまでは海外および国内出張における日当の自動計算に対応していましたが、新たに短距離の交通費精算でも対応するようになりました。従業員が申請する際、日当や手当の手動計算を行う必要がなくなり、ミスの軽減にもつながります。これにより、経理担当者や承認者は、検算を行うことなく承認作業を進めることができ、業務負荷も減少します。
申請書のシェア機能
新機能の一つとして、申請書シェア機能が追加されました。この機能により、申請書照会画面から他のユーザーに申請書を共有するためのリンクが発行できるようになります。これにより、権限を持たないユーザーでも申請書の内容を確認することが可能になり、さらに申請書のコピーを起票することもできるようになります。この機能によって、申請業務全体の効率がかなり向上することでしょう。
今後の展望
電通総研は、グループ経営管理の分野で顧客の課題解決に注力してきた実績を持ちます。これからも、これまでの経験とノウハウを活かしながら、Ci
Xシリーズのさらなる機能拡充を進め、経費精算業務の効率化とグループ経営の高度化を支援していく予定です。今後の展開に期待が寄せられます。
参考資料
X」シリーズについて
- 電通総研の最新ニュースリリース
電通総研は「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」というビジョンの下、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンク機能を融合させ、課題の提言と解決を目指しています。テクノロジーを用いた新しい価値創出を追求し続けており、企業や自治体など、さまざまな社会の発展に寄与していく方針です。
なお、2024年1月1日には、電通国際情報サービス(ISID)から電通総研へと社名変更が行われました。