MODEとugo、業務DX推進のための新たな提携を発表
業界の革新が進む中、MODE, Inc.(以下、MODE)と業務DXロボットを提供するugo株式会社(以下、ugo)が業務提携を締結しました。この提携は、IoT技術と生成AIを組み合わせることであらゆる作業現場での働き方に変革をもたらすことを目的としています。
1. 提携の内容
本提携により、ugoの業務DXロボットとMODEが開発したIoTプラットフォーム「BizStack」との連携が実現します。この連携によって、より効果的で効率的な現場支援が行えるようになります。
1-1. 具体的な活用シーン
- - 巡回・点検業務の自動化: 施設内を定期巡回し、アナログメーターや設備の状態を撮影するugo。そのデータはBizStackに送られ、異常が検知された際には、TeamsやSlackを通じて即座に通知されます。
- - リアルタイムの状況確認: チャットアプリで指示すれば、ugoが自ら該当エリアへ移動し、その映像や音声データをリアルタイムで共有します。
- - 情報の一元管理: 各拠点に配置されたugoが収集したデータをBizStackのダッシュボードで管理可能に。ユーザーは自然言語で情報操作ができるようになります。
- - 異常時の迅速対応: 異常が検知されるとugoが現場へ出動し、必要なデータを即座に収集します。問題なければ人的対応は不要となり、効率的かつ安全なアプローチが強化されます。
- - ナレッジの蓄積: ugoが収集した点検ログはBizStackに蓄積され、過去データをもとに判断支援が行われます。
2. 両社のコメント
ugo代表取締役CEOの松井健氏は、「この提携により、迅速かつ柔軟な現場対応力を提供できるようになる」と語り、両社の強みを生かした現場業務のDX加速に期待を寄せています。
一方、MODE CEOの上田学氏も「現場の働き手不足解消に向けた重要な一歩」と述べ、生成AIを活用した業務の効率を高めることへの意欲を示しました。
3. Japan IT Week春展での登壇
また、両社は2025年4月25日(金)に東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week 春展」のセミナーに登壇することも発表しました。このセミナーでは、「IoTと生成AIが創る、新しい働き方と現場の未来」というテーマで、テクノロジーの最新トレンドや現場対応の未来について議論されます。参加は無料で事前申し込みが必要です。
4. まとめ
MODEとugoの提携は、業務DXの推進に向けた重要なステップです。今後も両社は協力し、新しい現場作りにおいて、ロボットやAIがどのように活躍していくのか注目されます。人手不足が続く中で、これらのソリューションがどれほど現場の状況を変えていくのか、全業界が注視しています。