Soliton DNS Guardがもたらす安心安全な学びの環境
株式会社ソリトンシステムズが提供する「Soliton DNS Guard」は、教育機関向けのクラウド型フィルタリングサービス。特に、現在の教育現場では、GIGAスクール構想が進み、全国の小中学校で1人1台の学習端末が導入されていますが、Chromebookの採用が進んでいます。そんな中、Soliton DNS Guardは新たな機能を追加し、Chromebookのすべての通信を保護します。これにより、学習アプリや動画アプリを利用する際でも、不適切なコンテンツや危険なサイトへのアクセスを防ぎ、より安全な学びの環境を提供することができます。
Chromebook普及の背景
GIGAスクール構想の第一歩として、全国の教育機関でリプレースが行われ、Chromebookはその中でも特に多くの学校で選ばれています。文部科学省による統計によると、Chromebookは整備済み端末の40.1%を占めており、その普及率は年々上昇しています。教育現場では、デジタル教育の導入が進む中で、Webフィルタリングの重要性が増してきています。このフィルタリングは、不適切なサイトへのアクセスを防ぎ、学生が安心して学ぶための重要な施策です。
新機能の詳細
新しく追加された機能では、Chromebookの通信を包括的にフィルタリングできるようになります。これは、Chromeブラウザだけでなく、iPadやWindows、AndroidやmacOSといった他のプラットフォームでも利用可能です。特に、アプリ経由のインターネットアクセスも保護対象に含まれ、アプリ内広告を通じてフィッシングサイトに誘導されることを防ぐことが期待されています。また、最大5年間のDNSクエリログを保持する「長期ログ保存オプション」も新たに提供されます。この機能により過去のアクセス履歴を遡って調査できるため、教育機関の運用上の負担を大きく軽減します。過去に遭遇した問題を分析することで、どの端末がどのサイトにアクセスしたかを調べることができ、しっかりとしたセキュリティ対策が可能になります。
Soliton DNS Guardのメリット
Soliton DNS Guardは、通信パフォーマンスに影響を与えないDNS型のフィルタリングを特徴としており、従来のプロキシ型フィルタリングとは異なり、遅延が少ないため、インターネット上の動画や大容量データを用いた授業でも快適に学べます。このサービスは、教育現場のIT担当者にとっても専用のハードウェアを必要とせず、シンプルな操作でフィルタリングを運用できるため、限られたリソースでも対応が容易です。
展示会のお知らせ
新機能に加え、ソリトンシステムズは、2025年4月23日から25日に東京ビッグサイトで開催される「EDIX東京」および、2025年6月11日から13日にインテックス大阪で行われる「EDIX関西」で新機能を展示します。実際に新機能を体験したり、教育機関向けのセキュリティに関する相談も受付けますので、ぜひ足を運んでみてください。
まとめ
株式会社ソリトンシステムズは、引き続き教育現場のICT環境を支援し、安全なインターネット活用を実現するサービスを提供していきます。Chromebookの普及に伴い、安全な学習環境を提供することは、学生たちの未来を守る重要な施策です。今後の展開にも目が離せません。
詳細については、
Soliton DNS Guard for Educationの公式サイトをご覧ください。