CogEvoの新展開
2020-11-10 10:00:15

CogEvoがJ-MINT研究の評価ツールとして新たに採用される

CogEvoが進める認知症予防



株式会社トータルブレインケアが開発した「CogEvo(コグエボ)」が、J-MINT研究の評価ツールに新たに採用されました。このツールは、認知機能のトレーニングとチェックを簡単に行えることから、特に高齢者にとっての重要性が増しています。

J-MINT研究とは


J-MINTは「Japan-multimodal intervention Trial for prevention of dementia」の略称で、国立長寿医療研究センターが指導している研究プロジェクトです。この研究は、認知症のリスクを抱える高齢者を対象に、生活習慣病管理や運動、栄養摂取、認知機能訓練といった多角的な介入を行い、認知機能の障害進行を抑えることを目的としています。

近年、国内の高齢者数が増加し、認知症の患者も増加の一途をたどっています。内閣府の調査によると、2012年には462万人だった認知症高齢者数が、2025年には730万人に達する見込みです。この背景には、高齢化の進行や生活環境の変化が影響しています。新型コロナウイルスの影響で自宅にこもる高齢者も多く、認知症予防の重要性が増しています。そんな中、CogEvoが利用されることで自宅でも簡単に認知機能の維持が期待されています。

CogEvoの特長


CogEvoは2017年にリリースされたクラウドベースのサービスであるため、インターネットがあればスマートフォンやタブレットを使って、どこでも使用が可能です。12種類のゲームを通じて、楽しみながら認知機能のトレーニングが行え、日常生活の中で気軽に取り入れられるねらいがあります。そのため、医療機関や介護施設だけでなく、企業の健康経営やスポーツ選手の脳振とう復帰プログラムとも連携して利用されています。

認知症施策の進化


国としても認知症施策がますます重要視され、認知症予防と早期発見のための技術やサービスの評価が進められています。政府が掲げる施策の中には、民間の商品やサービスの評価・認証システムが含まれており、国はこれらの取り組みに期待を寄せています。

トータルブレインケアは、こうした社会的課題に対応するため、CogEvoを通じて認知機能の向上をサポートし、より多くの人々に充実した生活を提供したいと考えています。

まとめ


高齢化社会の中で認知症患者の増加が懸念されている現状において、CogEvoは非常に重要な役割を果たしています。手軽に利用できるこのツールが多くの人々に広まり、認知症予防に寄与することが期待されています。トータルブレインケアは引き続き、認知機能に関する研究と開発を推進し、社会貢献を続けていく所存です。

会社情報

会社名
株式会社トータルブレインケア
住所
兵庫県神戸市中央区港島中町4-1-1ポートアイランドビル6F
電話番号
078-335-8467

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