世界絵文字デーとSimejiのランキング発表
2023年7月17日は「世界絵文字デー」。この日、バイドゥ株式会社が提供するキーボードアプリ「Simeji」は、16か国での絵文字利用傾向を調査し、2025年上半期に最も使われた人気絵文字TOP5を発表しました。これにより、各国の絵文字文化の違いが明らかになりました。
世界の人気絵文字TOP5
2025年上半期のランキングにおいて、最も多く使用された絵文字は「😭」でした。これは16か国中12か国で第1位を獲得したもので、感情のピークを表現できる万能なリアクションとして広く支持を受けています。
日本独自の傾向
日本では、絵文字ランキングにおいてハート系のアイコン(❤️、💗、🥰、😘、😍)は見ることができず、この点が海外とは異なる特徴を示しています。心理的な気遣いやニュアンスを重視するコミュニケーションスタイルが日本の絵文字利用に色濃く反映されています。具体的なランキングは以下の通りです:
1.
😭(大泣き) - 感情の高まりを示す万能リアクション。
2.
💦(冷や汗) - 焦りや気遣いを表す際に用いる。
3.
‼️(二重感嘆符) - 驚きや強調を表現し、優しいニュアンスを持たせる。
各国の特徴
アメリカ・イギリス
米国と英国ではともに「😭」が1位ですが、続いて「😂」や「🤣」が上位にランクインしています。特に気になるのは、4位に「💔(割れたハート)」が入っていることで、これが失恋や軽い悲しみのユーモアとして使われている文化を物語っています。
フランス
フランスでは、1位に「🤣」、2位に「❤️」、さらに5位に「🥰」が入っており、笑いと愛情表現のバランスが取れています。こうした傾向は、フランスの文化的背景を強く反映しています。
ロシア
ロシアでは「❤️」が1位を獲得し、「💋」もランキングに入っていることから、愛情を示す絵文字が特に多く使用されている様子が伺えます。
インドネシア
インドネシアでは、3位に「🗿(モアイ)」がランクインし、SNSミーム文化が影響している結果が目立ちます。この絵文字は、無表情や乾いた笑いを表現する際に利用されることが多く、相手の発言に対する反応としても使われることが一般的です。
メキシコ・アルゼンチン
両国でもハート系の絵文字が多くランキングに登場し、彼らの情熱的な愛情表現文化が如実に反映されています。
総評
今回のランキングは、ただ絵文字の人気を示すだけでなく、各国の文化やコミュニケーションスタイルの違いを如実に示す結果となりました。今後はさらに絵文字の利用シーンや背景にある価値観についても確認し、独自のコミュニケーション文化を探求していく所存です。Simejiは、これを通じてユーザーにより良いコミュニケーション体験を提供し続けることを目指しています。
Simejiについて
SimejiはZ世代をターゲットにした人気のキーボードアプリで、7000万以上のダウンロード実績を誇ります。アプリには、キーボードのきせかえ機能や20万語以上の顔文字などが揃い、ユーザーのコミュニケーションを雑多に表現する助けとなります。詳しくは公式サイト(https://simeji.me/)で確認できます。