新たなシリーズ「警子ちゃん4G+」の登場
東京都新宿区に本社を置く株式会社アイエスエイが、今年12月1日に新たなネットワーク警告灯「警子ちゃん4G+」を発売します。この製品は、1月にリリースされた「警子ちゃん4G」の進化版であり、これまでのITシステムの変化に合わせて多くの機能が強化されています。
「警子ちゃん4G+」は、特に仮想化やクラウド化が進む中で、運用監視をより効率的に行うために設計されています。これにより、接点信号の監視制御、異常通知の機能が大幅に向上しました。また、スピーカを内蔵し、人の声での音声メッセージ伝達が可能となりました。音量は無段階で調整可能で、オフィス環境や業務用途に応じた音量設定が可能です。
高度な監視機能
「警子ちゃん4G+」では、IT機器やIT運用環境における様々な接点信号を監視できます。具体的には、温度センサや人感センサ、電源異常信号、非常スイッチなどが含まれ、それぞれに対して監視制御機能が搭載されています。
たとえば、データセンターに設置されているサーバーやストレージ、ネットワーク機器の状態を常にチェックし、異常の発生を迅速に管理システムへ通知します。この際、異常があった場合には音声メッセージで担当者に伝えることが可能です。さらに、出力チャンネルを使用して、他の機器を起動することもできます。
幅広い用途に対応
「警子ちゃん4G+」は、多様なネットワーク環境に対応し、さまざまな業界で活用されることを目指しています。IT運用監視やデータセンターだけでなく、顧客対応のフロントオフィスやFA分野でも利用できる設計となっています。また、10周年を記念して発表されたこのモデルは、過去の「警子ちゃん」シリーズのユーザーの期待にも応える新しい一台です。
主な特長
- - 高速処理: 新しい省エネ高速処理チップ(ARM)を採用し、監視機能やネットワーク動作を迅速に行うことができます。
- - ネットワーク強化: 有線LANはギガビットイーサに対応し、無線LANオプションも完備。新しいIT機器とも容易に統合できます。
- - グローバル対応: IPv4およびIPv6のダブルスタックをサポートし、世界中のインターネット環境に適応します。
- - 監視機能: SNMPv3をサポートし、複雑な監視環境にも対応することができる柔軟性を持ちます。
- - 接点信号入出力監視制御: 入力と出力は各4チャンネル装備され、状態変化に応じた制御が可能です。
- - 音声通知機能: 最大20種類の音声メッセージを登録可能で、環境に合わせて約88dBまで音量調整ができます。
販売情報
「警子ちゃん4G+」は、ダークグレーとライトグレーの2色展開で、いずれも同じ仕様です。希望小売価格は89,800円(税別)で、サイズは150W x 183D x 215H mm、質量は1.3 kgです。製品は多様な利用環境により一層便利に使用できる仕様で提供されます。
会社情報
- - 会社名: 株式会社アイエスエイ
- - 設立: 1979年
- - 代表: 三反﨑 好弘
- - 所在地: 東京都新宿区新宿6丁目24-16
- - ウェブサイト: ISA公式サイト
「警子ちゃん4G+」は、最新の技術を駆使した頼もしい製品であり、多くの企業や現場でのニーズに応える一品として期待されています。