金冠堂が渋谷アピール
2021-06-21 07:00:01
95周年を迎えた金冠堂が渋谷に登場!巨大広告で若者にアピール
金冠堂が渋谷で打ち出す新広告戦略
1926年に設立された金冠堂は、長い歴史を持つ医薬品ブランドとして、日本の家庭に欠かせない存在である『キンカン』の製造・販売を行っています。この『キンカン』は、かゆみや虫さされの治療に高い効果を誇り、依然としてロングセラー商品として多くの人々に親しまれています。
しかし、ここ数年、特に若い世代の間で『キンカン』の認知度が低下していることが明らかになってきました。この状況を打破しようと同社は、新たに若者をターゲットとした本音広告「#若者に売れたい」を展開することを決定。
渋谷駅をジャックした巨大キンカン広告
2021年6月21日から7月4日までの期間、東京メトロ半蔵門線の渋谷駅地下コンコースには、キンカンのボトルを模した20本分の巨大柱巻き広告が登場しました。この大胆な広告施策は、金冠堂が若者の心をつかむためにどれほど切実な思いを抱いているかを伝えようとするものです。
この広告は、単に商品の告知をするだけではなく、金冠堂のブランドイメージを若者に最新の形で届けることが目的です。極端にシンプルなデザインと直球のメッセージは、あえて昭和の香りを感じさせる『キンカン』の魅力をさらに引き立たせています。
キンカン三姉妹の企画会議
また、金冠堂の公式Twitterアカウントでは、キンカンの公式キャラクター「キンカン三姉妹」による企画会議が話題になっています。この企画では、若者に製品を知ってもらうためのさまざまなアイデアが出し合われています。三姉妹は、人気の流行を取り入れることを意識しながら、ユーモアを交えた発想を惜しみなく披露しました。
彼女たちの提案したアイデアの中には、時には苦戦する姿勢も見られましたが、それこそが金冠堂の素直さを示しています。このようにして、彼女たちの努力の結果、最終的には切実な気持ちをそのまま広告にする選択をしました。
商品の概要
金冠堂の主力製品『キンカン』は、虫さされやかゆみだけでなく、肩こりや腰痛、打撲、捻挫にも効果があります。成分にはアンモニア水やメントール、カンフル、サリチル酸などが含まれており、そのバランスが功を奏して効能の幅を広げています。
商品は100mL、50mL、20mLのボトルがあり、いずれもオープン価格です。さらに、金冠堂の公式ウェブサイトでは、詳細な商品情報が公開されており、顧客は手軽に情報を取得することができます。
金冠堂の未来
金冠堂の取り組みは、彼らが持つブランドの可能性を引き出したいと考えていることを示しています。そして、渋谷での大胆な広告は、まさにこの方向性を具現化したものです。この広告が若者たちの心に響き、キンカンが再び多くの家庭で利用される日が来ることを願っています。
今後も金冠堂の新しい試みに期待したいところです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社金冠堂
- 住所
- 東京都世田谷区若林1丁目18番10号みかみビル5階東側
- 電話番号
-
03-3421-6171