KDDI本社で実施されるロボットデリバリーサービス
東京・高輪ゲートウェイシティ内のKDDI株式会社は、社員の利便性を高めるために、2025年7月25日から新たなロボットデリバリーサービスを開始します。このサービスでは、スカイファーム株式会社が開発した施設特化型モバイルオーダーシステム「NEW PORT」を通じて、社員がスマートフォン等で注文を行い、決済することが可能です。その後、ローソン高輪ゲートウェイシティ店での商品を、自律配送ロボットがオフィス内の各所までお届けします。
Takanawa Gateway Cityの魅力
高輪ゲートウェイ駅の前に位置する「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、2025年3月に街の開発を開始する予定で、次世代の都市機能を集結させた大規模なプロジェクトです。この地域は、オフィスビル、商業施設、住宅及び文化施設が整然と配置され、働きやすい環境を提供しています。この街の中核をなすオフィスビル「THE LINKPILLAR 1 NORTH」には、KDDIの本社が入居しており、未来的な生活環境のクオリティを感じることができます。
ロボットデリバリーサービスの特徴
導入されるロボットデリバリーは、社員が注文した商品を効率よく配送するためのシステムです。具体的には、ローソンでピックアップされた商品が自律搬送ロボットによって、エレベーターやセキュリティゲートをクリアしながら目的地に配送されます。これにより、社員は移動や待つことなく、スムーズに商品を受け取ることができるのです。商品を受け取る際には、PINコードを入力してロボットが設置されたロッカーを開ける仕組みが採用されています。
NEW PORTの革新性
「NEW PORT」は、多様な施設に対応したモバイルオーダーシステムであり、フードコートや店舗のテーブルオーダーにも活用されています。このシステムを利用することで、ユーザーは簡単かつ迅速に注文から決済までを完了し、データの連携もシームレスに行えます。さらに、このシステムは店舗の運営効率を高め、購買データを活用することで、さまざまな販売促進施策にも寄与しています。
将来的な展望
スカイファーム株式会社は、TAKANAWA GATEWAY CITYでのショッピング体験をより快適にするため、引き続きサービスの改良を進めていきます。オフィスワーカーはもちろん、来街者がストレスなく食事や買い物を楽しむことができる環境を整えることが目標です。これにより、商業施設における顧客体験が革新され、都市全体の価値向上に貢献するでしょう。
スカイファーム株式会社の役割
商業施設DXのリーディングカンパニーであるスカイファームは、テクノロジーを駆使して不動産の価値を高め、快適で便利な空間を提供することに注力しています。「NEW PORT」をはじめとする先進的なプラットフォームを運営し、新たな顧客体験の創出を実現しています。今後も、商業空間や百貨店、街中における価値向上を目指し、各種ソリューションを展開していく予定です。