子どもたちを惹きつける「SCPハンターシャイガイ」
「SCP」とは?
「SCP」は、2007年に英語圏の大型匿名掲示板で誕生した独自の創作世界です。強力な「SCP財団」が、自然法則に反した異常な存在、いわゆる「SCPオブジェクト」を収容し、人類を守るという設定が人気の秘密です。このウェブサイトでは、数多くのクリエイターが異なる「SCPオブジェクト」を発表しています。
公式サイトを訪れると、さまざまな不思議な現象に関する情報が満載で、興味を引く内容が広がっています。
大人気のSCPオブジェクト「シャイガイ」
中でも特に知られているのが「シャイガイ」というSCPオブジェクトです。この不思議な存在は、見られることで相手を極端な距離まで追い詰め、命を奪う恐怖のキャラクターです。彼の不気味な特性が、特に小学生に支持されている理由の一つです。
SNSで話題に
2024年の11月1日に、新しい児童向け小説『SCPハンターシャイガイを確保せよ!』の発売が発表されると、瞬く間にSNS上で広まり、多くの期待を集めています。この「SCP」ブームは、YouTubeでのゲーム実況動画を通じて広がり、最近では子どもたちの間でも特に注目されています。
最近刊行されたさまざまな書籍も、その人気の後押しをしており、2023年10月には「大迫力!異常存在SCP大百科」が好評を博しました。これらの影響もあって、子どもたちは「SCP」への興味を高めています。
物語の概要
本作『SCPハンターシャイガイを確保せよ!』では、異常のある「SCPオブジェクト」を捕まえるミッションに挑む主人公たちの視点から物語が展開されます。シャイガイが施設から脱走し、主人公カケルたちがこの任務を託けられるストーリーで、彼らは特殊スキルを持っています。カケルの「アクセレート」、ヒナタの「キャンディ」、アユムの「イレーサー」がどのように力を発揮しながら、シャイガイを捕まえるのかが見どころです。
専用のシャイガイカードも付属
また、本作には帯の裏表紙に切り取って使える「シャイガイカード」が付いており、子どもたちが楽しむ要素がたっぷり詰まっています。デザインは発売後のお楽しみとなっており、巻末には登場するSCPオブジェクトのデータも収められています。
Authors & Illustrators
この作品は、小説家の黒史郎によって書かれ、イラストは古澤あつしによって手掛けられています。二人とも、それぞれの分野で多くの作品を持ち、専門性を活かした魅力的な本作が期待されます。
書籍情報
『SCPハンターシャイガイを確保せよ!』は、2024年12月に発売予定です。定価は803円(税抜き)で、より多くの子どもたちに本書の魅力が伝わることが期待されています。
公式書誌ページやAmazonなどでの予約も可能です。ファン待望のこの新作は、きっと新たな「SCP」ブームを巻き起こすことでしょう。期待を胸に、この一冊の登場を待ち望みましょう!