小泉八雲の怪談をテーマにした魅惑のメニューが揃うフェアとは

小泉八雲と怪談が息づく「カラコロ工房」のフェア

2025年秋から放送予定の連続テレビ小説「ばけばけ」を受けて、松江市の観光スポットである「カラコロ工房」で、興味深い怪談をテーマにしたメニューフェアが始まりました。2025年9月8日から開催され、多彩な飲食のテナントがそれぞれの工夫を凝らしたメニューを提供しています。

各テナントの個性豊かなメニュー

食人鬼のマッグロしじみラーメン (ラーメンゴイケヤ)

濃厚でコクのあるスープが特徴の「食人鬼のマッグロしじみラーメン」は、出西窯の器に盛られた一杯。小泉八雲の怪談にインスパイアされたこのラーメンは、宍道湖産のしじみをふんだんに使用し、出汁の深い味わいを感じることができます。マグロのレアチャーシューは、やわらかくて口の中でとろける絶品です。見た目もユニークで、白髪ねぎやゆで卵との組み合わせで、目や髪の毛、口を象徴しています。

死霊のはらわた (DARUMA)

日本酒のバー「DARUMA」からは、怪談を思わせる色使いが印象的な「死霊のはらわた」を提供。揚げたマグロのカマにはトマトソースがかかっており、外はカリッと中はトロリとした食感が楽しめます。この一品は、見た目と味のコントラストに驚かされることでしょう。

舌炙り怪談寿司 (焼肉銀山和牛)

「焼肉銀山和牛」では、豪華な「舌炙り怪談寿司」を楽しめます。大田市で育てられた銀山和牛のサーロインを使い、テーブルで炙りながら提供されるライブ感があります。この料理はまるでおばけの舌が炙られているかのようなインパクトも魅力です。

見つめる怪異のイカスミパスタ (Taverna Content)

「Taverna Content」では、イカスミの濃厚な旨味が際立つ「見つめる怪異のイカスミパスタ」を楽しむことができます。漆黒のソースはその見た目だけでなく、味わいも豊かで、食べる者を忘れられない世界に引き込みます。

アサイーゴースト (kenasun)

「kenasun」からは、自家製アサイードリンクで作られた「アサイーゴースト」が登場。ホイップクリームで形作られたおばけが可愛らしく、飲むたびに様々な形に変わる楽しさがあります。味はスッキリとしており、甘さと酸味が絶妙に絡み合い、見た目の楽しさも加味されています。

怪談アフォガード (松江焙煎所)

「松江焙煎所」では、熱々のエスプレッソが冷たいアイスを溶かす「怪談アフォガード」を提供。アイスの上にはナッツがトッピングされてザクザクとした食感が楽しめます。小泉八雲の怪談のエッセンスを感じられる一品です。

お憑かれ様セット (松江おでんと鉄板の店ごよう松)

旬の地元野菜を使用した料理が魅力の「松江おでんと鉄板の店ごよう松」では、店主のおすすめおつまみ2種と生ビールを楽しめる「お憑かれ様セット」が提供されます。お疲れ様の気持ちを込めた心温まる一品です。

信じられない怪談の世界へ

「カラコロ工房」は、松江城からも近い旧日本銀行松江支店のリノベーション施設で、レトロな洋館の美しい外観が特徴。島根県内の産品を集めたショップや、飲食店が立ち並ぶフードホールなど、多彩なアクティビティも楽しめます。

このフェアは食を通じて小泉八雲の怪談の世界観を味わえる素晴らしい機会です。各メニューは見た目も楽しめ、訪れるたびに新たな驚きを提供してくれることでしょう。ぜひ、食事を楽しみながら忘れがたい怪談の旅に出かけてみてはいかがでしょうか？