トマト生産30周年
2024-10-17 05:01:51

長野県産トマト生産の持続可能な取り組み30年の歩みを祝う集会開催

長野県産トマト生産の持続可能な取り組み



長野県産の加工用トマトの生産を持続可能にするために、計画的労働参加の30周年記念集会が開催されました。この取り組みは、1995年に始まり、以来多くの組合員が参加してきました。

集会の概要



集会は、信州トマトジュースで乾杯をし、計画的労働参加の成果と課題を振り返ることで始まりました。参加者には飯綱トマト部会やながの農業協同組合、長野興農㈱、雪印メグミルク㈱、生活クラブ連合会の代表者たちが集まり、挨拶や話し合いが行われました。

会場には、トマト生産者や労働に参加した生活クラブ組合員だけでなく、計画的労働参加を支える協力者たちも集まりました。この30年間の取り組みを基盤に、組合員が生産に直接関与し、持続可能な関係を築いていくことが確認されました。

計画的労働参加の意義



計画的労働参加は、露地栽培の加工用トマトの生産における重要な労働力となっています。高齢化や安価な輸入に直面する中、国産トマトの持続的な生産を可能にするため、延べ3,210人以上がこの取り組みに参加しました。これにより、毎年5月の植え付け作業と8月の収穫作業に組合員が参加し、農業の持続可能性が確保されています。

参加者には報酬が支払われ、信州トマトジュースの原価にその経費が組み込まれているため、消費者も間接的にこの活動を支援できる仕組みになっています。

記念集会の中でのコメント



集会では、生活クラブ連合会の代表者たちがそれぞれの立場から計画的労働参加の重要性を語りました。生産者たちが高齢化する中で、消費者が生産現場に関与することの意義や、今後の持続可能な農業の在り方についても意見が交わされました。

例えば、生活クラブ連合会専務の柳下信宏氏は、消費者が生産者とのつながりを感じることの重要性を訴え、今後も対等な関係で課題を解決したいと語りました。さらに、飯綱トマト部会の池田繁則氏は、参加者たちが自らのトマトで作ったジュースを飲むことが生産意欲に繋がると強調しました。

信州トマトジュースの生産



「信州トマトジュース」は食塩無添加で、計画的労働参加の成果を支える製品として販売されています。組合員が自らの手で作業に参加することによって、地域の農業を持続可能にしています。

今後も、この取り組みを通じて消費者と生産者が共に手を携え、持続可能な地域の未来を築いていくことが期待されます。

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これは長野県におけるトマト生産の取り組みを支える重要なイベントであり、地域の持続可能な農業を目指した道のりに多くの人々が関与しています。


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会社情報

会社名
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771

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