共創デザイン人材育成プログラム「SPIKE」の誕生
イノベーション・ラボラトリ株式会社(i.lab)が、2024年7月から新たに企業向けの共創デザイン人材育成プログラム「SPIKE(スパイク)」を始めると発表しました。このプログラムは、現代のビジネス環境において重要なスキルである「共創デザイン力」を育成し、企業の競争力を高めることを目指しています。
SPIKEプログラムの概要
「SPIKE」は、企業が必要とする「共創デザイン力」を養成するためのプログラムであり、その核心には「創造力と協働力の融合」があります。具体的には、以下の4つのコアスキルが設定されています。
1.
予見力:未来のトレンドを見越し、戦略を立てる力。
2.
発見力:独自の視点で新たなニーズや問題を発見する力。
3.
発想力:斬新なアイデアを生み出す力。
4.
対話力:他者とのコミュニケーションを通じて協調する力。
経験学習型のアプローチ
SPIKEプログラムでは、上記の4つのスキルをワークショップを主軸とした経験学習形式で習得します。このアプローチにより、参加者は効果的かつ効率的にスキルを身につけることができます。また、プログラムには2つのカリキュラムが用意されており、組織全体で基礎的なスキルを学べる「ベーシックプログラム」と、共創プロジェクトをリードする専門家向けの「プロフェッショナルプログラム」があります。これにより、企業内での共創文化を根付かせるための「基盤作り」と「専門家育成」を同時に進めることができます。
共創の重要性
近年、ビジネス環境は急速に変化しており、顧客のニーズも複雑化しています。このような状況下で、企業が持続可能な社会的インパクトのある事業を展開するためには、部門や組織の垣根を越えた共創が求められています。しかし、i.labは10年以上のコンサルティングの経験から、共創の重要性を理解していてもどう始めたらよいのか、何を議論するべきかがわからず悩む企業が多いことも実感しています。
実践的な支援を提供
i.labの講師陣は、企業や大学、ビジネススクールでの教育実績を持つ専門家たちであり、豊富な知識と経験を活かして実践的なスキルを提供します。また、マクロな社会潮流を捉えた「トレンドカード」や、普段接点のないユーザーに関するインタビュー調査に基づくアーカイブ動画を通じて、参加者は貴重な情報へのアクセスも可能です。研修の内容は、クライアント企業のニーズに応じて柔軟にカスタマイズされるため、各企業が抱える特有の課題に合わせた学びが提供されます。
未来に向けて
「共創」は単なるトレンドにとどまらず、企業の成功には欠かせない要素に進化しています。i.labは、共創的視点を持ってイノベーションを促進するために、SPIKEプログラムを通じて「共創のプロセスと結果をデザインする力」の向上を図っていきます。社会課題の解決に寄与するこれらの取り組みは、未来のビジネスシーンに大きな影響を与えることでしょう。
詳細については、
SPIKEのウェブサイトをご覧ください。