NRIセキュアが新しい委託先管理プラン「3rd PARTY」を発表
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、企業のセキュリティに特化したプラットフォーム「Secure SketCH」に、委託先管理専用のプラン「3rd PARTY」を追加し、本日から提供を開始しました。この新しいプランは、特にランサムウェアなどの脅威にさらされる企業において、サプライチェーン攻撃を防ぐための重要な選択肢となるでしょう。
サプライチェーン攻撃と委託先管理の重要性
最近では、国内外の企業がサプライチェーン攻撃の標的となっており、経済安全保障推進法やサイバーセキュリティ経営ガイドライン等が、セキュリティの重要性を強調しています。TPRM(サードパーティリスクマネジメント)の必要性が高まっている中、多くの企業はセキュリティ人材の不足に直面しており、委託先の管理が大きな課題と化しています。こうした背景から、NRIセキュアの3rd PARTYプランが注目されています。
「3rd PARTY」の特徴
「Secure SketCH」は、自己診断形式で自社のセキュリティ対策状況を可視化し、適切な施策を講じることができるサービスです。これまでにSINGLE(1社の評価)やGROUPS(グループ会社統制)のプランがありましたが、新たに導入された3rd PARTYでは、特に委託先管理に特化した設計となっています。これにより、企業は自社のニーズに応じた選択が可能になります。
具体的な機能には、以下のような選択肢があります:
1.
3rd PARTY MONITOR:委託先のセキュリティ状態を自動的に診断する機能を提供。契約前の選定時および契約後のモニタリングが可能です。
2.
3rd PARTY ASSESS:アンケート機能によって、外部システムの評価に加え、組織的な評価を実施。これにより、より多角的な管理が実現されます。
3.
3rd PARTY COWORK:委託先のセキュリティ改善をサポートする機能で、コミュニケーションを円滑にし、セキュリティレベルの向上を図ります。
また、3rd PARTYには無制限の評価対象を許可する「∞(MUGEN)」オプションも用意されており、特に大規模な委託先を抱える企業に最適です。導入支援サービスも活用できるため、委託先管理をスムーズに移行させることが可能です。
まとめ
NRIセキュアは、安全で安心な情報システム環境の実現を目指し、委託先管理を効率化するための様々な製品やサービスを今後も提供していく予定です。企業の情報セキュリティ対策がますます重要視される中、3rd PARTYプランは、その一助となるでしょう。詳しい情報は、
こちらのウェブサイトで確認できます。