タイ開催のDigiTech ASEAN Thailand2024にDataLabsが出展し、業界の変革を目指す

タイ開催のDigiTech ASEAN Thailand2024にDataLabsが出展

DataLabs株式会社が、バンコクで行われる「DigiTech ASEAN Thailand2024」に出展することを発表しました。この展示会は様々な最新デジタル技術が揃い、特にアジアの土木・建設業界において重要な役割を果たす場となります。

タイの経済と「Thailand 4.0」の背景

タイは急速に都市化が進んでおり、政府のインフラ投資が活発に行われています。特に交通部門の整備や都市開発は重要な課題とされており、効率的な公共交通システムの整備の必要性が高まっています。これを背景に、「Thailand 4.0」計画の下でデジタル技術の活用が急ピッチで進んでいます。里山ニーズに応じた適切なインフラの整備が求められている今、DataLabsのプロダクトはそのニーズに合致しています。

DigiTech ASEAN Thailand2024の魅力

「DigiTech ASEAN Thailand2024」では、350社以上の企業が集まり、6000人以上の業界関係者が参加予定です。ここでは、ビジネスソフトウェアやEコマース、デジタルマーケティングなど、様々な分野の最新技術が紹介され、数多くのビジネスマッチングの機会が提供されます。DataLabsは、データ＆クラウドサービスおよびビジネスソフトウェアの部門で出展し、自社製品である「Modely」と「Hatsuly」を紹介します。

ModelyとHatsulyの役割

特に、タイのインフラは1970年代からのものが多く、老朽化が進んでいます。このような状況下において、DataLabsの提供する「Modely」と「Hatsuly」は、高い利便性を持つツールです。

1. Modely: このシステムは、点群データを使って3次元的に鉄筋を検査します。LiDAR技術を活用し、アップロードされた点群データから自動で鉄筋を検出することができます。これにより、検査作業の効率が飛躍的に向上します。

2. Hatsuly: スマホやタブレットを用いて、現場で取得した3次元データを元に様々な出来形管理の項目を自動算出し、帳票を生成します。これにより、インフラの維持管理が格段に効率化され、老朽化したインフラの修繕と持続可能性が高まります。

今後の展望

DataLabsは、ModelyとHatsulyの導入を通じ、タイのインフラ維持管理に貢献し、持続可能な社会を実現するための取り組みを進めていく予定です。「DigiTech ASEAN Thailand2024」での参加を通じて、パートナーシップの強化を図り、アジア地域におけるビジネス開発を促進することを目指します。