3Dデザインの新境地を切り開くVectorworks 2025が登場
デザインとBIMソフトウェアを提供するVectorworks, Inc.が発表した日本法人、ベクターワークスジャパン株式会社は、待望の『Vectorworks 2025 日本語版』を2025年1月15日に発売します。この新しいソフトウェアは、デザイナーたちの創造性を支えるために、インタラクティブでビジュアルな体験を提供することを目指しています。
新しいビジュアライゼーションとツール
最新バージョンのVectorworks 2025は、デザインプロセスの効率化を図る新機能が盛り込まれています。例えば、視点の変更を迅速に行えるオンスクリーンビューコントロール機能、ワンクリックで建築構図を作成できる二点透視投影機能が新たに追加され、デザイナーの作業フローを大きく改善します。また、オブジェクトの可視性を細かく設定できる機能も備え、設計レビューをスムーズに進めるためのVectorworksクラウドドキュメントレビュワーも登場。
デザインにおける視覚的理解をより深めるために、AI Visualizerも強化され、タイリングやアルファチャンネルへの対応が向上しています。さらに、従来のJw_cadファイルからのコンバージョン機能が複数シートレイヤに対応するなど、業務の幅が広がります。
建築業界のニーズに応える
特に建築業界の専門家に向けた新機能も充実しています。部屋仕上げマネージャーによる柔軟な仕上表の作成、条件に基づいた分類規格の割り当てなど、日常的な業務をサポートするツールが整備されています。また、ランドスケープデザインのためのハイブリッド縁石ツールや地質測点ツールにより、デザイン作業がより効率的に行えるようになりました。
エンターテインメント業界からの要望にも応え、新機能としてShowcaseモードが導入され、効率的なプレビジュアライゼーションを可能にしています。また、最新のGDTFフィクスチャ情報の自動ダウンロードにより、照明計画のクオリティを向上させるためのワークフローが加速します。
ユーザーの声に耳を傾ける
Vectorworks, Inc.のCEOであるDr. Biplab Sarkarは、「私たちは常にお客様のための使いやすさを追求しており、ソフトウェアが可能性を制限しないことを重視しています。最新バージョンは、この理念を実現する道を示しています」と語ります。一方、ベクターワークスジャパンの代表取締役社長である横田貴史も、「ユーザーの創造性をさらに広げるために最新のVectorworksを提供することができ大変嬉しく思っています」とコメントしています。
無償バンドルキャンペーン
価格は39万3,800円(税込)からで、バージョン2024を購入した方には無償で2025のライセンスが提供される『Vectorworks Service Select無償バンドルキャンペーン』も実施される予定です。気になる方は、特設サイトをチェックしてみてください。
まとめ
『Vectorworks 2025 日本語版』は、デザイナーが求める新しい体験と機能を兼ね備えています。特に、簡単にビジュアライゼーションできるインタラクティブな機能が充実しており、デザインプロセスを新たな高みへ導くことでしょう。最新情報は、ベクターワークスジャパンの公式ウェブサイトで随時提供される予定です。