四天王寺大学の新拠点
2025-12-02 14:12:23

地域経済研究所設立で四天王寺大学が地域創生を加速する新たな拠点を開設

四天王寺大学、新たな地域経済研究所を設立



2023年12月20日(土)、大阪府羽曳野市にある四天王寺大学が地域創生に特化した新たな拠点「地域経済研究所(通称:エリアデザイン・ラボ)」を設置しました。この新しい施設は、地域との密接な連携を通じて、学生に実践的な学びの機会を提供し、持続可能な共存共栄を目指すものです。

開設の背景



四天王寺大学の須原祥二学長は、地域社会との協働を強化することで、学内の教育プログラムを活性化し、新たな模式を確立すると述べています。エリアデザイン・ラボは、地域経済研究所として、特に学生たちが地域に貢献する道を広げています。

研究所の設立とオープニングイベント



オープニングイベントは、12月20日13時から藤井寺一番街商店街内の新設施設で開催されます。どなたでも自由に内覧が可能で、四天王寺大学が地域経済を活性化するための具体的な仕組みを紹介します。今回の研究所は、空き店舗をリノベーションし、地域貢献の拠点として利用されます。

研究所の主な活動内容



教育・研究活動


エリアデザイン・ラボでは、学生が地域社会やビジネスとの交流を通じて、多面的な学びを得る機会が数多く設けられています。以下は、その主なプログラムです。

  • - 授業・ゼミの開催: 学部を超えた課題解決型学習(PBL)を実施し、学生が実践的な問題解決能力を養います。
  • - チャレンジショップの運営: 学生や卒業生が創業経験を積むために開発した地域資源を活用した商品の販売や展示を行います。
  • - 学生マルシェの開催: 地元商店や地域住民と連携し、四半期ごとに小規模マルシェを開催。学生が企画・運営を行い、地域の活性化に寄与します。
  • - 多世代交流セッション: 学生が中心となり、子どもから高齢者までの多世代が交流する機会を提供。地域住民向けの健康相談なども予定されています。
  • - 異文化交流: 文学部が関与し、外国からの観光客を迎える異文化交流の場を提供、地域観光の魅力を発信します。

学生支援



また、地域でのアルバイト紹介や地元企業とのキャリア支援を行うことにより、学生の地域雇用を促進します。このように、実際に地域で働く機会を提供することで、学生たちのキャリア形成を支援しています。

未来への展望



地域経済研究所の運営は、運営ノウハウを持つランドブレイン株式会社が担い、学生たちは企画から実施まで関わることが求められます。これにより、学生自身が研究所の運営方法を学び、地域貢献についての理解を深めることが期待されています。地域社会との連携を強化し、四天王寺大学が教育機関としての役割を深める中、地域経済の発展に寄与することを目指しています。今後の活動に注目が集まります。

会社情報

会社名
四天王寺大学・四天王寺大学短期大学部
住所
電話番号

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