GOMI拾い侍とは?
観客を魅了する新しいパフォーマンス集団「GOMI拾い侍」は、その名の通りゴミを拾う活動に特化した独自のスタイルを持っています。この団体は、特に着流しと中折れ帽を身にまとった俳優たちが、渋谷の街を歩きながらパフォーマンスを展開しているのが特徴です。
SNSでの反響
彼らが発信したパフォーマンス動画は瞬く間にSNS上で拡散し、1日でなんと8万件以上のリツイート、9万件以上の「いいね」を獲得しました。この反響は、彼らのユーモアとも込められたその活動のメッセージが、多くの人々の心を捉えた証拠と言えるでしょう。
このパフォーマンスの背後には、劇団「一世一代 時代組」の思想が深く根付いています。彼らは2007年に北海道を拠点に誕生し、地域社会の活性化を目指しています。「若者のまちづくり参加促進大使」を任命されるに至った経緯は、まさに彼らの使命へのコミットを物語っています。
GOMIを拾う行為の意義
「GOMI拾い侍」によるパフォーマンスでは、落ちているゴミを発見するたびに「何奴っ!」と発声し、ゴミを拾う瞬間に「モラルの無い心を成敗!!!」と叫びます。このセリフには、「道にゴミがあっても、それを捨てた者の心が問題である」という強いメッセージが込められています。彼らはこの活動を通じて、社会のモラルを考え直させ、地域のつながりを促進したいと考えています。
初公演の予定
この「GOMI拾い侍」は、2016年9月8日から11日までの期間、下北沢にある東演パラーターで初公演を実施します。その名も「狂おしくも愛しき塵芥の夢に」という演目で、全6回の公演が予定されています。観客は全席自由席で、各回ともに多彩なパフォーマンスを楽しむことができます。
公演スケジュール
- - 9月8日(木)19:00開演
- - 9月9日(金)19:00開演
- - 9月10日(土)13:00開演・19:00開演
- - 9月11日(日)13:00開演・18:00開演
チャリティー活動への取り組み
さらに、この公演はチャリティー活動にも注力しており、得られたチケット収益の10%を被災地に寄付することを予定しています。また、マニラへの寄贈品も募集しており、観客に寄贈品を持参するよう呼びかけています。求められている物品には、衣類や日用品、ぬいぐるみといった多岐にわたるアイテムが含まれています。
まとめ
「GOMI拾い侍」は、ただのパフォーマンス集団ではなく、地域の問題に目を向け、行動することの重要性を教えてくれる活動です。古い文化と現代の社会問題を組み合わせたこの取り組みは、多くの人々に感動を与え、共感を生むことでしょう。彼らの活動を通じて、新しい形の地域貢献が進むことを期待しています。