渋谷の高校生を対象に闇バイト防止セミナーが開催されました

2025年2月17日、株式会社マイナビが運営するアルバイト情報サイト『マイナビバイト』は、渋谷女子インターナショナルスクールで「充実した生活を送るために気を付けてほしいこと」をテーマにした授業を行いました。このセミナーには、女子高生13名が参加し、特にSNSに対する意識を高める内容となりました。

開催の背景

近年、SNSの普及に伴い、高校生が様々な求人情報に接する機会が増えています。マイナビの調査によれば、約50%の高校生がSNSで怪しい求人を見かけた経験があり、さらに3人に1人はSNSからアルバイトに応募したことがあると回答しています。こうした背景から、今回の啓蒙活動が行われました。特にインフルエンサーなどの未来を背負う世代に焦点を当て、闇バイトやブラックバイトのリスクを理解させることを目指しました。

セミナーの内容

日時と会場

- 日時: 2025年2月17日 11:10～12:40
- 会場: 渋谷女子インターナショナルスクール

話題の内容

セミナーは、２つのメインコンテンツで構成されていました。まず、ステルスマーケティングに関する注意喚起が行われ、その後「闇バイト・ブラックバイト」について、特に女子高校生が陥りやすい事例を元に説明されました。また、ワークショップ形式で、グループディスカッションを通じて、闇バイトに関する意見交換も行われました。

当日の様子

参加者たちは真剣な表情で講義に耳を傾け、問題提起に対して積極的に意見を交換していました。特に印象的だったのは、参加者が「闇バイト」という言葉に隠されたリスクを実感し、それが自身の未来にどのように影響を与えるかを考える姿でした。最後には集合写真を撮影し、充実した時間を共有しました。

参加者の感想

参加した生徒たちからは、実際に闇バイトについて深く考えるきっかけとなったという感想が寄せられました。一人の生徒は、「自分は大丈夫だと過信していましたが、闇バイトは実際に危険だと実感しました。今後はしっかりと求人内容を確認し、相談をしながらアルバイトを選びます」とコメント。また、別の生徒は「SNSで商品を紹介する際に気を付けるべきことが学べて良かった」と語りました。

教職員の意見

赤荻瞳校長先生は、「生徒たちが今回の授業を通して得た知識を、同世代の人々に広めてくれることを期待しています。楽しく安全に活動してもらいたい」と述べました。

『マイナビバイト』の担当者も、「今後も積極的に高校生を対象にした啓蒙活動を行い、彼らが安全にアルバイトを選べるようサポートしていく所存です」と期待を寄せました。