株式会社Urthが6,000万円を調達!メタバースサービスの新たな展開へ
東京都新宿区に本社を構える株式会社Urthが、シードラウンドのファーストラウンドで6,000万円の資金調達を成功させたことを発表しました。この資金調達は、Iceblue Fund有限責任事業組合や90s1号投資事業有限責任組合、その他の投資家からの出資により実現しました。
資金調達の背景と目的
Urthは「すべての個人が輝く社会をつくる」という大義のもと、メタバースサービス「metatell」を中心に様々なビジネスを展開してきました。2024年7月には新たにサービス名称や企業ロゴを変更し、顧客へのブランド認知向上を図るリブランディングを実施。これにより、変化するメタバース市場の中で「空間の不を解決する」という自社の強みを再確認してもらう狙いがあります。
今回の資金調達によって、同社はメタバースサービスの開発やマーケティング、さらに人材採用を強化し、新規事業への投資も視野に入れています。これにより、現在までの累計資金調達額は約7,500万円に達しました。
投資家からの期待
今回の資金調達には、多くの投資家からの期待が寄せられています。例えば、Iceblue Fundの代表は、田中CEOの建筑家としてのバックグラウンドと大胆な視点に魅力を感じ、その可能性に投資を決めたことを語りました。また、90s1号投資事業有限責任組合の国本帆高氏も、建築士の収入向上を目指したUrthの取り組みに対して意義を感じ、出資を決断したというコメントをしています。
株式会社Urth CEOのビジョン
ウルスの代表取締役田中大貴氏は、日本には32万人もの建築士が存在することから、その有用なリソースを新たな領域に活かすチャンスがあると強調しました。Urthは建築士の能力をメタバースにおいて活かし、新たな価値を社会にもたらすことを目指しています。失われた30年間で日本市場が他国に対して変化した中、Urthはその特性を活かして新たなリソースを価値に変える挑戦を行っています。
今回の資金調達がUrthにとって初のエクイティ調達であり、過去2期にわたって50倍以上の成長を果たしたことも特筆すべき点です。2023年度には通年での黒字化を達成し、メタバース領域においても珍しい存在となりました。新たな株主と共に、Urthは日本ならではのビジネスチャンスを活かした価値創出を続けていく考えです。
Urthの提供するサービス「metatell」
「metatell」は企業の課題解決に特化した理想のメタバース空間を提供しています。以下の4つの強みがあります:
- - どんなデバイスでもWebブラウザから簡単に入室可能
- - 建築デザイナーによる計算された3D空間
- - 自由にカスタマイズ可能な管理画面システム
- - 定量的な分析が可能
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
会社概要
最後に、株式会社Urthは「すべての個人が輝く社会をつくる」というミッションのもと、メタバースにおける企業活動を支援しています。今後もこのビジョンを掲げ、新たな挑戦を続けることで、より多くの機会を提供することを目指します。興味がある方はぜひ採用情報もチェックしてください。