ポラスグループの特例子会社が障害者雇用で優秀賞を受賞

ポラスグループの特例子会社であるポラスシェアード株式会社が、令和6年度障害者雇用職場改善好事例において優秀賞を受賞しました。この受賞は、障害者雇用の管理や環境の改善に対するポラスシェアードの進取の資質を示すものでもあります。

この表彰は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催し、厚生労働省が後援しているもので、障害者雇用における良好な事例を集め、他の事業所へのモデルケースを提供する意義を持っています。ポラスシェアードでは、創業55年を迎えるポラスグループの理念のもと、障害のある方々が能力を最大限に発揮できる職場環境を整備しています。

また、ポラスシェアードの社員、渡辺啓仁さんが応募した写真作品『筆談は、スマホアプリで！』も奨励賞を受賞。この作品は、障がい者が働く姿を捉えたもので、意義深いものであるとして高く評価されています。

ポラスシェアードの具体的な取り組みの一つとして、加齢に伴う能力の低下に対する対策が挙げられます。これには、業務の自動化（RPA化）や、業務マニュアルの動画化が含まれ、これらの施策により作業効率が向上することが期待されています。さらに、自己管理能力を高めるために、定年後の働き方を提案する制度や、定期的な面談を用意し、目標管理シートを導入するなどの試みも行われています。

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構からは、加齢に伴う課題について、体力、能力、意欲の三つの側面からアプローチを行い、その取り組みが評価されています。特に、RPA技術の導入と、開発者の育成に力を入れることで、効率的な業務運営が可能になるという点が注目されました。

ポラスシェアードは、障がいのある人とない人が共に働きがいを感じられる職場環境の実現に向けて、今後も様々な活動を続けていく所存です。社会におけるノーマライゼーションを目指し、持続可能な雇用の創出と、誰もが輝ける場の提供に力を入れています。

ポラスシェアード株式会社は、所在地を埼玉県越谷市に置き、2015年の設立以来、障がい者の雇用を推進し続けており、社員数は77名、そのうち障がい者は46名と多くの方々に就業機会を提供しています。このような活動を通じて、今後も社会貢献を果たしていくことを目指します。