ローカルSDGsの新展開
2021-10-27 18:48:06
朝日広告社×講談社が取り組むローカルSDGsの新展開とは
地方創生とSDGsの融合
近年、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが地方創生の鍵とされるようになり、内閣府はその重要性を強調しています。特に「SDGsを原動力とした地方創生を推進する」と宣言しており、この動きは年々加速しています。
2019年度には、SDGs達成に向けた取り組みを行っていると回答した地方公共団体が13.5%にとどまりましたが、2020年度にはその数字が39.7%に増加しました。また、2024年には60%以上の団体が取り組むという目標が掲げられています。こうした背景の中で、持続可能なまちづくりを実現するための取り組みが全国で広がっています。
朝日広告社のビジョン
朝日広告社では、地域創生SDGsの推進には、住民や企業、そして自治体といったステークホルダーの理解と力を結集することが重要だと考えています。地方には、行政と民間、地域対地域といった様々な分断が存在するため、これらのステークホルダーが一体となって思考し、行動を起こす必要があります。「誰一人取り残されない」ために、自治体、企業、住民との密接なコミュニケーション活動を支援していく方針です。
「C-biZ SDGs ビジネスユニット」とは?
「C-biZ SDGs ビジネスユニット」という新たな取り組みは、朝日広告社と講談社が協力し地域のSDGsの取り組みを推進するために始まった企画です。このユニットは特に地方の自治体や企業と連携し、地域のSDGs活動をしっかりとサポートする役割を担っています。
FRaU S-TRIPでのローカルSDGsアクション
朝日広告社は「FRaU S-TRIP」というプラットフォームを通じて、地方自治体、地域企業、住民を巻き込んだローカルSDGsの活動を進めています。特に「移住」「ワーケーション」「体験旅行」といった新たなコンテンツも重視し、関係人口の増加を図ることが重要とされています。これにより、地域の活性化が期待されます。
新レーベル「S-TRIP」の開始
このたび、地域のSDGsに特化した新しいレーベル「S-TRIP」が始まりました。「S-TRIP」とは「Sustainable TRIP」または「SDGs TRIP」を意味し、サステナブルな旅の特徴を持つ特集号となります。記念すべき第1弾として、「FRaU S-TRIP」の徳島特集が発表されました。
この特集では、地域の魅力を発信の場としても活用され、徳島のSDGsに向けた取り組みや観光スポットを深く掘り下げて紹介します。今後はさらに他の都道府県や海外にも範囲を広げ、地域対地域、世界対世界のつながりを強化することを目指しています。
まとめ
朝日広告社と講談社の「C-biZ SDGs ビジネスユニット」は、地域創生をSDGsを通じて実現するための新たなステップを踏み出しました。社会全体が持続可能な方向へと向かう中、地域の声と取り組みが集結することで、多様性と共生の社会を構築することが期待されています。これからの地域づくりに大きな影響を与える取り組みに、大いに注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社朝日広告社
- 住所
- 東京都中央区銀座7-16-12G7ビル
- 電話番号
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03-3547-5400