新時代のロビイングを学ぶ「パブリックアフェアーズプロフェッショナル養成講座」
企業活動が社会課題解決に寄与する新しい時代のロビイング「パブリックアフェアーズ」の重要性が高まっています。2020年にスタートしたこの講座では、これまで数多くの企業関係者に対して、変化するビジネス環境において必要な思考方法と、それを実現する透明性と公益性の高い手法を提案してきました。2023年の開講を前に、協会では経験や受講者からのフィードバックを基に、必要なスキルを体系化し、プログラムを充実させました。
今年の講座では、特にパブリックアフェアーズに対する基礎的な理解を持つ方々を対象にした「アドバンストコース」を設けています。このコースでは、国会議員秘書や各分野の専門家からの講義を通じて、実践的な知識とスキルを習得できる内容となっています。具体的には、グループワークを通じてより具体的な理解を深める形式を取り入れています。
講座の詳細
- - 日程: 2023年
- - 時間: 毎回18:00〜20:00
- - 場所: 赤坂ガーデンシティ(対面)及びオンライン(Zoom)
- - 受講料: 65,000円(税込)全6回
- - 定員: 約20名(応募が多い場合には抽選)
カリキュラムサンプル
1.
パブリックアフェアーズ活動計画と政策提言
- 講師: 双津森雄氏
- 日時: 9月26日
- 内容: 戦略の基本構成要素や政策提言の要件
2.
行政内部の政策立案メカニズム
- 講師: 平池大介氏
- 日時: 10月7日
- 内容: 政府における議論の進め方
3.
EBPMと政策形成
- 講師: 関沢洋一氏
- 日時: 10月23日
- 内容: エビデンスに基づく政策提言の留意点
4.
国会議員とのコミュニケーションの重要性
- 日時: 11月7日
- 内容: 議員行動原理と支持基盤
5.
グループワーク
- 日時: 11月19日
- 内容: 実践的なワークショップ
6.
グループワーク最終発表
- 日時: 12月4日
- 内容: 発表と講評、交流会の実施
本講座は、パブリックアフェアーズについて深く学びたい企業内の担当者を対象にしています。参加することで、政策を理解し、ロビイングの実践的な技術を身につけることができます。
本講座の申し込みや詳細については、一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会のウェブサイトをご覧ください。受講者の増加に伴い、抽選になる可能性があるため、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。