Smart相談室がコーチングの質向上に向け新たにスーパーバイザーを設置
株式会社Smart相談室は、法人向けオンライン対人支援プラットフォーム「Smart相談室」において、コーチングの品質を高めるために、新しいスーパーバイザー(SV)を設けました。このSVは、コーチング資格を持っており、会社が取り組む対人支援サービスの向上に寄与する役割があります。
コーチSV設置の背景と目的
Smart相談室は、220名以上の専門家が在籍し、主にカウンセリングやコーチング、ティーチングを提供しています。サービスは従業員のメンタルヘルスをサポートするために始まりましたが、2023年からはコーチング機能を追加し、2024年にはティーチング機能も展開する予定です。コーチングの需要が特に顕在化しており、現在のセッションの約30%がコーチングに関連しています。
過去、Smart相談室はカウンセラーやコーチのスキル向上を促す研修の機会を作ってきました。月2回の定期研修を行い、経験豊富なカウンセラーがスーパービジョンを提供しています。しかし、コーチングにおいては資格を持つSVが存在せず、特化した支援を実現することが難しい状況でした。
そこで新たに、国際コーチング連盟(ICF)から認定を受けたプロフェッショナルコーチ(PCC)がSVに就任し、コーチの成長と現場での支援を充実させることとなりました。
スーパーバイザーの役割
新たに設置されたコーチSVは、所属のカウンセラーやコーチに対して、具体的なスーパービジョンを無制限で提供します。このプログラムを通じて、実績に基づいた豊富な経験を活かして、コーチの能力向上や日々の実践での不安解消を手助けします。また、SVはICF認定資格を更新するために必要なメンターコーチングも行い、資格取得を志すコーチのための支援も充実させます。このシステムにより、コーチはセッション力を高め、業界の基準に応じたスキルを身に付けることができます。
さらに、月2回の研修に加え、コーチングに特化した研修も隔月で行う予定です。研修では、理論や実際の事例を学び、コーチとしてのスキルを向上させます。この活動を通じて、全体のサービス品質を引き上げ、顧客により良いコーチング体験を提供します。
今後の方向性
Smart相談室は今後もサービスの質を向上させるために、体制を強化し続ける方針です。この取り組みによって、働く人々の目標達成を支援し、企業成長にも寄与していきます。また、スーパーバイザーに就任した井上礼子さんは、20年以上にわたるコーチング経験を持ち、心理学の専門家としても活躍しています。彼女は「心の原理原則に基づく対人支援を大切にしており、すべてのコーチにとっての成長のきっかけとなるような協力ができればと考えています」とコメントしています。
Smart相談室は、働く人々の「モヤモヤ」を解消し、個人の成長と組織の成長を一致させることをミッションに掲げています。この新たなSV設置によって、提供されるサービスの質はさらに向上し、より多くの顧客が質の高いコーチングや対人支援を受けられることが期待されます。
Smart相談室の概要
Smart相談室は、カウンセリングだけでなく、コーチング、ティーチング、ストレス管理など幅広いサービスを提供しています。企業の健康経営を促進し、働く人々のWell-beingに寄与することを目指しています。具体的には、カウンセラー相談や福利厚生型コーチング、医師面談、ハラスメント窓口など、多様な機能を持っています。
今後もSmart相談室は、各機能を充実させ、顧客のニーズに応じた対応をしていくことで、対人支援の質を向上させていきます。ここの取り組みが未来の働き方や企業文化に大きな影響を与えることを期待しています。