アファンの森のプロジェクト
2025-03-14 18:41:21
アファンの森で子どもたちの心を癒す新プロジェクト開始
アファンの森で心の再生を!
能登半島地震から1年が経過し、被災地で生活する子どもたちの心には依然として傷が残っています。一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団は、彼らを自然豊かなアファンの森に招待するプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、心の再生と笑顔を取り戻すための特別な取り組みの一環です。
被災地の現状と子どもたちの思い
2024年1月1日に発生した能登半島地震。これにより、多くの子どもたちが大きな環境の変化とストレスの中で生活を強いられています。特に児童養護施設「あすなろ学園」の子どもたちは、震災以前には楽しかったキャンプや活動ができなくなり、心に大きな影を落としています。彼らの疲れは心に留まっており、周囲を支える大人たちにも影響を与えています。
アファンの森は、自然が豊かで生物多様性が戻った場所です。ここの環境は、被災した子どもたちの心を癒す力を持っています。アファンの森財団は、これまで22年間にわたり、5800人以上の子どもたちを対象に自然の力を活用した心のケアを実施してきました。この新たなプロジェクトにより、さらに多くの子どもたちにその恩恵を届けたいと考えています。
心の再生と未来への希望
私たちは、心の傷を乗り越えるためには自然の力が不可欠であると信じています。風を感じ、土に触れ、鳥のさえずりを聞くことで、子どもたちの心が少しずつほぐれ、前向きな気持ちが生まれます。このプロジェクトの目的は、彼らに「未来は大丈夫」と伝えることです。
具体的には、能登の児童養護施設から19名の子どもたちと数名の職員をアファンの森に招待し、2泊3日のプログラムを開催します。ここでは、自然の中で心を自由に表現することで、自分自身を取り戻す手助けを行う予定です。
クラウドファンディングの実施
このプロジェクトはクラウドファンディングによって支援を募る形で進められます。目標金額は300万円で、All or Nothing方式での挑戦です。支援金は、子どもたちの宿泊費や移動費、滞在中の食費、プログラムに関わるスタッフの人件費などに使われます。
支援が300万円を超えた場合は、さらに多くの子どもたちと職員を招待するための資金や、プログラムの様子を記録するための写真撮影費用に充てられます。このように、私たちのプロジェクトは子どもたちが直面する困難を乗り越えられるよう、多様な支援を行うことを目指しています。
最後に
故C.W.ニコルは、自然とともに生きることの大切さを教えてくれました。彼の遺志を受け継ぎ、今こそ子どもたちが自然に触れる機会を提供することが私たちの使命です。このプロジェクトに多くの方々のご支援をいただき、子どもたちとともに心の再生を目指して進んでいけることを願っています。皆様の温かいご支援をお待ちしております。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団
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