株式会社帝国ホテル、健康経営優良法人2025にホワイト500認定を受けました

株式会社帝国ホテル、健康経営優良法人2025にホワイト500認定

株式会社帝国ホテルが、2023年3月10日に「健康経営優良法人2025（大規模法人部門）」のホワイト500に認定されました。これは、同社が健康経営において優れた取り組みを実施していることが評価された結果であり、4年連続の認定となります。

健康経営優良法人認定制度とは

健康経営優良法人認定制度は、日本健康会議が推進する制度で、優れた健康経営を実践する企業を「見える化」することが目的です。これにより、企業は社会からの評価を受けやすくなり、求職者や関係企業の信頼を得ることができます。

従業員の健康を重視した方針

帝国ホテルは「中長期経営計画2036」を策定し、従業員の健康を組織全体の健全性に直結させる重要な要素と位置付けています。社長も健康経営宣言を行い、この考え方を常に従業員に伝えています。健康維持はモチベーションや生産性の向上に寄与し、最終的には顧客へのより良いサービスに繋がると目指しています。

健康経営推進体制の整備

健康経営の取り組みは、社長が最高責任者となり、人事部が中心となって進められています。労働組合や健康保険組合、産業医、看護師らが協力し、従業員の健康を維持し、増進する活動が行われています。

特徴的な取り組み

1. 健康イベントの開催：ウォーキングイベントや健康セミナーなどを定期的に実施し、従業員の健康意識向上を図っています。特に、健康測定会「じぶんスキャン」では、自身の身体の状態を理解し、専門家からのアドバイスを受けることで、生活習慣の見直しに役立てています。

2. ヘルシーメニューの導入：自社運営の従業員食堂では、栄養バランスの取れた食事を提供。料理人と栄養士が協力し、従業員だけでなく協力企業にも健康的な食事を提供しています。また、食イベント「TABLE FOR TWO」にも参加し、グルメだけでなく健康への配慮も大切にしています。

3. 育児・介護支援制度の充実：育児休業の取得が柔軟で、男性の育児休業取得を促進する取り組みも行っています。さらに、介護についても法定以上の支援を整えており、従業員が安心して働ける環境を整えています。