ARTGOESON(アート・ゴーズ・オン)は、新型コロナウィルス感染症の影響を受けたクリエイターたちを応援するために立ち上げられたアートプロジェクトです。2020年4月に活動が開始され、制限された環境下でも創造的な表現を続けることの重要性を伝えるため、「アートやクリエイティブは止まらない」というメッセージが発信されました。このプロジェクトは、大阪を拠点とするクリエイティブコーディネイターの笹貫淳子、グラフィックデザイナーのロケット・ジャック、映像プロデューサーの滝本章雄の3名によって立ち上げられ、批判のない自由な表現を促すことを唯一のテーマにしています。
SNS上では「#artgoeson」をつけた作品が次々と投稿され、絵画や写真、コラージュ、イラスト、彫刻といった多様なジャンルのアートが広がりました。この動きにより、「こんなにも世の中はクリエイティブであふれている」というメッセージが、SNSを通じて広まりました。
そして、プロジェクトのスタートから半年が経過した2020年11月、アートを身近に感じられる機会として、初の展示会「Exhibition session 1」が大阪で開催されることとなりました。テーマは「ソーシャルメディアからリアルの場へ。」で、参加作家たちの作品を直に見ることができます。当展示会では、さまざまなギャラリーが出展作家をキュレーションし、それぞれの特性が生かされた個性豊かな展示が楽しめます。
Exhibition Session 1
STUDIO DIFFUSE MAKE+
- - 期間: 2020年11月14日(土)~23日(月)
- - 時間: 11:00~18:00(土曜日は11:00~20:00)
- - 休館日: 11月16日(月)・17日(火)
STUDIO DIFFUSE MAKE+は、新たな価値観を見出すフォトスタジオ兼ギャラリースペースです。出展作家にはフォトグラファーのJo Shusakuや、キャリアを積むMYQP、美術家のわにぶちみきが参加。彼らの作品は、アートの持つ力を体現しています。
PLANT/ART Lab OMM
- - 期間: 2020年12月19日(土)~26日(土)
- - 時間: 15:00~21:00
- - 休館日: 12月21日(月)
ART Lab OMMとPLANTが一体となったスペースでは、現役クリエイターがディレクションし、作家の研究を通じた展示活動が展開されます。ここには、図案家のuwaruや点描画を制作するmeloco、アーティストの田中七星などが作品を出展します。
このプロジェクトは、アートを通じて人々がつながり、インスピレーションを得る場となることを目指しています。また、入場は無料で予約不要、作品の販売や作家オリジナル商品も一部展示される予定です。来場者には新型コロナウィルス感染予防のため、マスク着用が求められますので、注意が必要です。
このアートの祭典に参加することで、参加者自身も新たな創造力を発見できることでしょう。
開催概要
- - 会場①: STUDIO DIFFUSE MAKE+ 〒542-0081大阪市中央区南船場4-10-13
- - 会場②: PLANT/ART Lab OMM 〒540-0008大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビルB2F
次回の展示Session 2も2021年1月・2月に予定されているとのことです。今後の展開にもご注目ください。